よく寝ると脳が育つ

脳

 

東北大学の研究チームが5歳から18歳のこども290人の
睡眠と海馬(かいば)の発達具合を調べました。

 

海馬とは脳の一部で、ものごとを認知したり記憶したりする役割を持っています。

 

研究の結果、6時間睡眠の子供よりも
8時間以上睡眠をとっている子供の海馬がより大きく発達していることがわかりました。

 

つまり、長くよく寝る子どもは脳が育つのです。

 

平日の朝は決まった時間に学校に行くので、
睡眠が短くならないように早めに寝かせたいです。

 

中学生だったら、夜11時には就寝するのがよいでしょう。

 

私の塾の生徒でも成績の良い子は
いつも健康ですっきりした顔をしています。

 

昼寝も効果あり

 

ほかにも、子供たちの集中力の低下の原因を睡眠時間の減少と考え、
「昼寝時間」を設けている高校もあります。

 

7年間も継続し、学力の向上はもちろん、
授業中に居眠りする生徒や落ち着きのない生徒が少なくなったそうです。

 

昼寝は夜の睡眠不足を補うと同時に、
眼と脳に休息を与える役割もあるようです。

 

私の塾でも夏期講習で「昼寝」を取り入れて、
脳をリフレッシュするように心がけています。

 

寝ている間に情報整理

 

寝る

 

では、なぜよく寝ると脳が発達するのでしょうか?

 

脳は身体が眠っている間も働いています。

 

睡眠中に何をしているかというと
その日あったことや考えたことを整理しています。

 

必要な情報と必要ない情報を取捨選択しているのです。

 

一方、昼間はホワイトボードに色々なことを書きこんでいる状態です。

 

必要か不必要かを判断せずに、
情報を受け取り、ためていくばかりです。

 

昼にあった全部のことを記憶はできないので、
夜は記憶すべきこととそうでないことなどに仕分けしています。

 

勉強内容は夜に記憶される

 

昼間の情報整理は勉強についても同じです。

 

学校や塾で勉強したことは、寝ている間に記憶されます。

 

だから、睡眠を大切にしなければいけないですね。

 

睡眠を削ったり、少なくするのはもったいないです。

 

そして朝に目が覚めると、脳のホワイトボードは真っ白な状態に戻ります。

 

その日の新しい事や知らなかったことを取り入れていくというわけです。

 

徹夜の勉強は逆効果

 

徹夜明け

 

昔なら、受験勉強を夜中まで頑張っていると、
お母さんが夜食のカップラーメンを作ってくれる・・・

 

このような勉強が当たり前でしたが、夜中の勉強は効率が悪いです。

 

テストが近いからといって、睡眠時間を削るのはやめておきましょう。

 

とくに中学生は夜中に勉強して寝不足になると、
学校へ行って授業を聞いても眠くてぼんやりします。

 

授業に集中できず、居眠りするのは避けたいですね。

 

朝型に切り替える

 

起床

 

中学生は、運動部に入っている子が多いです。

 

部活動で疲れて夜はすぐ眠たくなるお子さんもいると思います。

 

でも宿題は必ずやらせるようにしたいです。

 

そんなときは思い切って「朝型」に変えましょう。

 

夕方に学校から帰ったら、お風呂に入ったり夕食をとるなど
必要な事をやったらダラダラせずに早めに寝かせるようにします。

 

その分早起きして、宿題やテスト勉強を頑張らせましょう。

 

「朝型」は最初はつらいかもしれませんが、
習慣になれば、身体の健康にも脳にも良い生活といえるでしょう。

 

成長期の中学生にはしっかりと睡眠を確保し、
健全な脳の成長を手助けしてあげましょう。