国語読解問題

国語の読解には正解の導き方がある

カンや雰囲気で選んでいませんか?

 

生徒に問題を解いてもらい、「なんでその答えを選んだの?」と聞くと、

 

「なんとなく・・・・」

 

「自分がそう思ったから・・・」

 

「雰囲気的にこれっぽいから・・」

 

このような返事が返ってくることがあります。

 

しかし、これでは読解問題は解けるようになりません。

 

 

国語もテストの一つですから、正解が決まっています。

 

正解が決まっているということは、正解の理由がなければなりません。

 

 

「なんとなくコレっぽいので、これが正解にします」と先生が説明したとすれば、間違えた人は納得できませんよね?

 

つまり、国語もちゃんと根拠があっての正解なのです。

 

また、先生の立場からすれば「採点基準」がないと、○が付けられません。

 

 

ですから、なんとなく答えを選んだり、自分の感覚で答えを書いたり、

 

自分の気持ちや感情で解答してはいけません。

 

 

国語の読み取りは、「読み、書いてあることを理解すること」です。

 

自分の意見をはさまないで、書いてあることをもとに答えを探すと正解できるようになります。

 

国語の読解方法その1

 

国語の読解が苦手なお子さんは多いと思います。

 

なかでも、説明文は論理的に書かれた文章で、読みにくい印象があると思います。

 

しかし、説明文は難しそうに見えて、実は解きやすいです。

 

なぜなら、本文中に答えそのものやヒントがあるからです。

 

 

次の文章を読んでください。

 

 

私達はパーソナルコンピューターを「パソコン」と呼んでいる。

 

やや長い言葉を短くして、言いやすいように短縮化しているのだ。

 

このようなことは、私達の日常のあらゆる場所でみられる。

 

 

問い 「このようなこと」とは、どのようなことですか。その内容を書きなさい。

 

 

 

 

 

少し考えてみましたか?

 

 

 

正解は、「やや長い言葉を短縮化すること」です。

 

傍線のすぐ前に答えがありますね。

 

この例は、指示語の問題ですが、

 

他の種類の問題でも同じように、本文中の答えを探せばよいと考えましょう。

 

小説は場面と人物の心情に注目しよう

 

小説の問題は、読みやすいですが、逆に説明文に比べて難しいです。

 

なぜなら、説明文ほど「答えの根拠」がはっきりしないからです。

 

しかし、物語の設定や人物の表情、セリフなどから心情を追っていき、答えを導くことはできます。

 

 

(例文)

 

「俺は負けてない・・」

 

そう言ったきり、ケンジはうつむいたままだった。

 

見かねた友人のヒロシは、「相手が悪かった」と、わざと窓の外に視線を移して言った。

 

それはまるでひとり言のようだった。

 

ケンジは歯をくいしばって、溢れそうになる涙をこらえた。

 

右手には使いなれたラケットが強く握られている。

 

 

問い  傍線部は、なぜ独り言のようだったと考えられますか?

 

解答例 ヒロシは友人であるケンジをなぐさめようとしているが、強く正面から言うと逆にケンジが傷つくと考えたから。

 

 

ヒントは 「俺は負けていない」・・・ケンジは負けを認めない強気な性格

 

     「わざと窓の外に・・・」・・・正面から言うことができない

 

     「ケンジは歯をくいしばって」・・・ケンジの悔しさをヒロシは理解している

 

小説読解のコツは、場面と人物の性格、心情をしっかりと理解することです。

 

問題集はこう活用しよう!

 

読解は説明文にしろ、小説にしろ本文中に根拠を探して答えることが大切です。

 

ですから、家で国語の学習をするときも、本文中の正解の根拠と思った部分にラインを引きながら解くとよいでしょう。

 

そして、答え合わせに時間をかけます。

 

答え合わせは必ず解答だけでなく、解説をしっかり読みこみましょう。

 

解説には「なぜそれが正解なのか」が書いてあります。

 

自分の答えや根拠として選んだ部分が正しかったかどうか、

 

解説に照らし合わせて考えてみましょう。

 

正解すれば嬉しいでしょうが、間違えていた場合も、

 

「ここを読めばよかったのか、なるほど」と納得できればOKです。

 

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