途中式を必ず書こう
数学の問題を解くときは、必ず途中式を書くようにします。
なぜなら、数学は正解までの道筋を考えて、理解したら覚える科目だからです。
道筋を理解できたら、あとは反復練習をして道筋を自分でたどれるようにします。
途中式というのはその道筋なので、とても大切なのです。
例をあげてみます。
yはxに比例し、x=3のとき、y=6である。 yをxの式で表しなさい。
悪い例は、
A y=2x
答えだけ書いてあります。
直すときも、赤ペンで答えを書いて終わり。
それだと、間違えたときに「何を間違えたか」が全然わかりません。
また、どうやって考えたか、どう解いたのかもわかりません。
良い例は、
y=ax
x=3、y=6を代入
6=3a
a=2
よって、y=2x
A y=2x
途中が書いてありますから、間違えたときにどこで何を間違えたか分かります。
また、途中式を書くことで解き方を書き残しているので、復習も簡単です。
忘れたと思ったらノートを見返せば思い出せますね。
解説をじっくり読むことが大切
問題を解いたら、○付けをすると思います。
このときに、解答だけでなく必ず解説も合わせて読むようにしましょう。
正解した問題も、理解を深めるために簡単に目を通すとよいでしょう。
○をつけて、間違った問題は赤で答えを書きなぐって終わり・・・にしないように。
さて、間違えた問題ができるようになれば本番のテストでは良い点が取れるので、
間違えた問題こそ大切です。
解説をよく読み、読んでも分からなければ友達に聞くか、
学校の先生に質問するとよいでしょう。
解説の大切さは数学だけでなく、他の科目も同じです。
思ったほど時間はかからないので、答え合わせにもっと時間をかけましょう。
そして正解への道を理解できたら、練習します。