テストになると緊張するお子さんには?

勉強はしているけど、テストで緊張する

 

練習ではできるのに、本番ではうまくいかない。

 

家ではできていたのに、学校ではミスをする

 

このような中学生は珍しくありません。

 

家ではリラックスして勉強できているけれど、
学校のテストではガチガチになってうまく解けない。

 

練習問題はほとんどできるのに、
本番のテストでは緊張して力が発揮できない。

 

こんなときはどうすればよいでしょうか。

 

1、なぜ緊張してしまうのか?

 

「緊張してはいけない」がわからない

 

唐突ですが、人間の脳の性質の話です。

 

人間の脳は「〜するな」の禁止命令がうまく認識できません。

 

「〜してはダメ」と言われても、脳はその通りできないのです。

 

一つ実験をしてみますね。

 

あなたも参加してください。

 

私が今から言うものを想像してはいけません。

 

絶対に想像してはいけませんよ。

 

頭に浮かべてはダメです。

 

 

 

ピンクの象

 

 

 

どうでしょうか。

 

ピンクの象が頭に浮かびませんでしたか?

 

良い想像より悪い想像が勝ってしまう。

 

このように、緊張してしまう子は緊張したくなくても
「緊張」という言葉に反応してしまうのです。

 

親が「緊張しないで!」と言えば言うほど
こどもは「緊張したらどうしよう・・」と想像してしまいます。

 

失敗しちゃダメ!と言うほど、「失敗したらどうしよう・・」と考えてしまう。

 

落ちたらいけない!と思うほど、「落ちたらどうしよう・・・」が頭に浮かぶ。

 

どんどん悪い想像をしてしまいます。

 

お子さんが悪いのでなく、脳の性質なので仕方ありません。

 

ですから、「緊張するな!」の「○○するな!」ではなく、

 

「リラックスしてね!」と声かけをしましょう。

 

2、緊張してもいい。

 

私は緊張しやすい生徒にこのような話をします。

 

緊張すると心臓がバクバクする。

 

手の平に汗をかく。

 

心臓の鼓動が速くなるのはわかる気がしますが、

 

なぜ、手に汗握るかわかりますか?

 

古代人の遺伝子が私達に残っている

 

私達には、獣をとって食料としていた祖先のDNAが残っています。

 

彼らは木の棒などの武器をもって狩猟をしていました。

 

獲物が貴重な食料です。

 

家族がお腹をすかせてまっている。

 

目の前のイノシシをしとめられるかどうか・・・

 

緊張してきました。

 

心臓が激しく動く。

 

これは今から身体を激しく動かす準備。

 

手に汗握る。

 

これは手をすべらせて武器を落とさないため。

 

緊張=準備OKの合図

 

そうです。

 

イザというときに緊張するのは、戦う準備が整った証拠。

 

試験に向かう準備ができた証拠。

 

決して悪いことじゃないのです。

 

緊張してきたら、こう考えるように言ってください。

 

「よし!気合が入ってきたぞ!」