受験高校はどうやって決めればいいか?

進路選び

 

高校受験校はどう決めればいいでしょうか?

 

子どもが自分だけで決めるのではなく、
もちろん親が一方的に決めるのでもなく、
家族で相談しながらベストな選択をしたいですね。

 

進学先になるかもしれないので、
慎重に何度でも話し合って決めたいです。

 

ここでは受験高校を決める6つの価値観を紹介します。

 

6つのどれを最優先するのか、相談の軸となると思います。

 

 

1、子どもの将来の職業・夢

 

将来の職業

 

子どもが夢見ている将来や希望を最優先して受験高校を決めます。

 

「看護師になりたい」など、
お子さんに明確な希望職種がある場合ですね。

 

夢の実現が出来そうな高校が受験校となるでしょう。

 

高校在学中に資格を取るのか、大学に進学して取るのか調べる必要があります。

 

学校の先生に話を聞いたり、各高校のホームページで調べましょう。

 

2、進路・進学

 

高校生

 

将来の夢やなりたい職業がはっきりしないときは、
大学に行くのか、高卒や専門学校で学んで働くのか、
二択で選んでいくのが良いでしょう。

 

親: 大学は出たほうが良いだろう。

 

お子さん: 勉強は好きではないので大学へ行かなくてよい。

 

希望が対立してしまうこともあるでしょうが、
親が頭ごなしに言っても聞く年齢ではありません。

 

子どもの方はイライラして勉強が手につかなくなります。

 

互いに納得いくまで話し合うようにしてください。

 

大学進学を目指すなら、その高校からの大学合格実績、国公立大学の割合、
有名私立への合格者なども知っておきたいです。

 

3、部活動

 

サッカー部

 

中学校で部活動に熱中し、そのスポーツを目的に高校を選ぶ子もいます。

 

部活動推薦でないかぎり、勉強との両立が原則です。

 

文武両立ができるのかどうかが焦点となるでしょう。

 

スポーツの実績だけで就職できるのはごく一部の人だけですから、
卒業後の進路についてよく話し合っておく必要があります。

 

私の塾の卒業生で、スポーツメーカーに就職してサッカーシューズの開発デザインに携わっている子もいます。

 

スポーツと言っても、将来は多岐にわたります。

 

どんな職種が考えられるか、情報を集めましょう。

 

4、通学

 

自転車通学

 

通学の便も高校選びの大きな要素になります。

 

高校になると、徒歩圏内はほぼないでしょう。

 

自転車通学や電車の乗り継ぎが必要です。

 

電車やバスでは時刻表と定期の代金も考えねばなりません。

 

また、部活動をするなら帰宅が何時ごろになるのかも知っておきましょう。

 

シミュレーションとして、実際に行って通学時間を測ってみることをおススメします。

 

毎日のことですから、お子さん自身が体験してみることが大切です。

 

5、学費・費用

 

学費は月々いくらなのか、年間でどれくらいになるのか。

 

私立高校なら就学支援金などの制度は利用できるかどうか。

 

また、授業料とは別にかかる費用が大きくなるので、
部活動費、通学費、修学旅行の積み立てなども計算しましょう。

 

6、成績・偏差値

 

テスト返し

 

成績で受験校を決めるのは、最終手段にしたいです。

 

というのも、早い段階で成績に合わせて受験校を決めると、
モチベーションが保てずに成績が下がる子が多いからです。

 

成績が悪くても、第一志望校を変えずに直前まで頑張らせるべきでしょう。

 

諦めずに頑張って、最後に合格を勝ち取る子は少なくないです。

 

以上、6つの基準を紹介してきました。

 

これらのどれを最優先するのか、家族会議でお話し合いをなさってください。

 

大切なお子さんの将来です。

 

一時的に意見のぶつかり合いがあっても、それは相互理解の過程です。

 

そして最後は、家族のみなさんが納得して受験校を決定してください。

 

家族が同じ方向に向かって力を合わせることが、志望校合格の秘訣の一つです。

 

地元の高校について知らないときは?

 

わからない

 

他県から越してきて、高校の情報を知らない方もいると思います。

 

そんなときは、パソコンなどで「○○県高校一覧」と検索してみましょう。

 

そこから通える範囲の高校に絞って、HPを詳しく見るのがいいでしょう。

 

学力はどうやって調べるか?

 

気になるのは、各高校の偏差値ですよね?

 

今の成績で合格できるかどうか?

 

インターネット上の偏差値はいい加減なものも多いため、
中学校の先生に聞くのが一番早くて正確です。

 

あとは模試を受けるなどして、実力を試しましょう。

 

模試の結果には「合格基準偏差値」が記されているからです。

 

それでは、受験高校が決まって合格できることを願っています!

 

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