中学生は夏期講習に参加する前に塾についてよく知ろう!
1学期末のテストが終わるころに、
夏期講習のチラシがたくさん入りますね。
中学生はどのように夏期講習を選べばいいでしょうか。
無料講習は要注意!
夏休みにどんな塾へ通えばよいのか、アドバイスです。
6月下旬から新聞チラシやインターネットで「夏期講習」の広告が出ます。
最近は大手塾でも少子化の影響で経営が苦しいのか、生徒減が続いていて
チラシの時期がどんどん早まってきています。
そして、よほど生徒を確保したいのか「無料」「大幅割引」の文字が躍ります。
大人の人ならすぐにわかると思いますが、
たくさんの講師がいる大手塾を経営していくには、かなりの人件費が必要です。
たとえ夏期講習が無料であっても、その分をあとで取り返すでしょう。
多くの広告をうっているなら、その分も月謝にはねかえると考えるのが自然です。
無料が悪いとはいいませんが、よく講習の内容を確かめることが大切です。
中学生のよい夏期講習とは
夏期講習に参加するならば、ぜひ学力を上げたいところです。
では、塾はどのような場所か、あらためて考えてみます。
- 「わからない問題をわかるようにする」
- 「解けなかった問題を解けるようにする」
- 「苦手な教科を普通か、得意にする」
楽しい部分もあるでしょうが、
基本的には勉強して成績を上げる場所です。
小テストや確認テストがあるか?
では、成績を上げるためには何が必要かというと、
自分ができるようになったか確認する手段があることです。
- 授業をやりっぱなしで、あとは生徒まかせ。
- 頑張って!というけど小テストもない。
- 復習してねと言うけど、やったかどうか確認しない。
そのような塾は少なくありません。
いくら分かりやすい授業でも、実際にテストを受けるのは中学生の生徒なので、
生徒自身ができるようにならないと意味がありません。
小テストや確認テストがあれば、
復習したかどうか、学習内容が身についたかどうか分かります。
学習内容が身につけば、成績が上がるのは当然です。
つまり、成績が上がる塾は、確認テストや小テストをきちんとする塾です。
無料体験学習を受けよう
夏期講習を受けようとする人は、まず
集団授業がいいのか、個別が向いているのか考えましょう。
2つか3つの候補があれば、
順番に無料体験授業を受けてみましょう。
塾なので、分かりやすいのは当たりまえで、
もしわかりにくければ問題外です。
体験すれば、確認テストがあるかどうかが分かります。
また、家庭学習の宿題も出るでしょうから、
その量の宿題を継続してやれそうか考えましょう。
騒ぐ子がいたりすると、集中して勉強できません。
静かに勉強する環境が整っているかも考えましょう。
最後に、体験を受けたからといって入塾する必要はありません。
「無料で教えてもらったから入らないと・・」などと考える必要もありません。
塾選びは大切です。納得いくまで探す方がいいです。