夏休みに家で勉強を頑張る中学3年生へ
夏休みは高校受験生にとってとても大切な時期です。
ぜひ長い休みを有効に活用して、
充実した時間にしたいですね。
中3生は高校受験に向けて夏期講習の受講をおススメしますが、
事情で参加できない人もいると思います。
そこで、夏期講習に参加せずに家で勉強を頑張る中3生に向けて
いくつかアドバイスをしていきます。
塾に行かずに受験勉強を頑張る4つのアドバイス
アドバイスとして、4点について順番にお伝えします。
- 生活面
- 勉強場所と時間
- 勉強の教材や問題集
- そのほか
アドバイスを参考にしながら、
志望校合格に向けて夏を乗り切ってください!
生活リズムを守る
夏休みに入ると一気に生活がダラダラとしてしまう子もいます。
部活動も引退して、学校の授業もないので
ガマンしていたゲームやテレビの時間が長くなります。
お母さんもお仕事で外出となれば、
お子さんの好きなように過ごしてしまいがちです。
ですから生活リズムを今までと変えないことです。
学校に行くつもりで起き、朝食をしっかり食べ、
9時ごろには勉強をスタートさせたいです。
お昼寝を入れるのがおススメ
午前中の勉強を頑張ったら、
昼寝の時間を入れることをおススメします。
午前の勉強で疲れた脳と目を休ませるためです。
とくに、夏は暑いので体力を消耗します。
冷房をしていても冷房によっても疲労します。
お昼ご飯を食べたら30分ほどは脳を休ませましょう。
昼寝で頭がすっきりして午後も頑張れるようになります。
夜は11時には寝て、明日に備えましょう。
睡眠をたっぷりとって、健康でいましょう。
涼しいからといって夜中に勉強するのは厳禁です。
昼夜逆転すると心身の健康が守れません。
勉強時間と勉強場所について
- 一日に何時間勉強すればいいですか?
- どこで勉強するのがいいですか?
勉強時間や勉強場所については、
いろいろな方から相談を受けます。
夏休みの時間の目安は8時間と考えてください。
睡眠を8時間としても、できる量です。
しかし、家の中で一人で8時間頑張るのは
少しつらい面があるかもしれません。
そこでやり方を工夫をしましょう。
場所を変えながら勉強する
家でずっと頑張るのは大変なので、
勉強する場所を何か所か決めておきましょう。
テレビやパソコンなど誘惑がある場所を避け、
集中できる場所を確保します。
例えば、リビングやダイニング、
外なら図書館や公共の場所です。
午前は図書館で頑張って、午後は家でする。
このように変化をつけながらがんばりましょう。
飽きないように続けられることが大切です。
中3生の夏休みにおススメの問題集は?
夏休みは中学校からの宿題も出るでしょうが、
中3生は問題集をプラスして頑張りたいですね。
市販のものも良い問題集が出ているので、
上手に活用して学力を上げてください。
苦手な科目の復習には?
- 1年生の時からずっと苦手・・
- 中間期末テストでも平均か平均以下・・
- 全然わからないし、勉強したくない・・
このような教科におススメの問題集は
学研 「ひとつひとつわかりやすく」シリーズ
基礎の基礎から本当の要点だけをまとめ、
基本の確認ができる問題集です。
苦手で最初から学びなおしたい教科におススメです。
復習して点数を伸ばしたい教科には?
- きらいじゃないけど、点数はよくない・・
- 中間期末テストでも平均くらい・・・
- 少しわかるから、勉強したい・・
このような教科の復習にあった問題集は
くもん 「中学基礎固め100%」シリーズ
定期テスト用に作られたものですが、
高校受験の復習にも最適です。
「基礎固め〜」という名前がついていますが、
基礎から標準的なレベルの問題まで復習できます。
繰り返しが多いので、定着も良いです。
定期テスト400点以上の子には?
中間期末テストで400点(500点満点)を越えているなら、
問題集はどれを選んでもよいでしょう。
あえてあげるならば、
学研 「ニューコース問題集」シリーズ
標準的な問題集なので、
一通り復習するのに最適です。
物足りないようなら、「高校入試問題集」を購入してもよいでしょう。