高校入試1ヶ月前、2ヶ月前の1月や2月は何をすべき?
12月、冬休み、いよいよラストスパートをする時期です。
年が明けて1月には実力テスト、模試があると思います。
この1月の校内実力テスト、校外模試で進路が決定しますから、
非常に大事なテストですね。
そして入試本番まであと1ヶ月、2ヶ月足らずかと思います。
どんな勉強をすればいいでしょうか?
12月の大きなテストが終ったら、
「攻めの勉強」から「守りの勉強」に切り替えてください。
前へ前へ進む勉強から、少し振り返って
今まで身につけたことを復習して守る勉強を増やしましょう。
なぜ、ガツガツする勉強からシッカリ守る勉強に変えるべきなのでしょうか。
1、試験は「落とす」ためにある。
そもそも入学試験は何をするためにあるのでしょうか?
高校は定員が決まっているので、試験は入学者を選抜するためにあります。
300名の入学者に対して400人が希望するから、
試験をして振るいにかけるわけです。
私達は「合格したい・させたい」と頑張るわけですが、
高校が行う試験自体は落とすために行われます。
では、どうすれば落ちずにすむのでしょうか?
2、取るべき問題でミスると落ちる
冷たい言い方になるのですが、
落ちる子の特徴というのがあります。
落ちてしまう子は、自分のレベルの問題でミスる子です。
つまり、同じ程度の学力の子が正解できる問題が、正解できない子です。
基準としては以下のようになるでしょう。
●偏差値50の高校を目指すお子さんは、平均点を取れれば合格できます。
だから、基礎問題は必ず正解したいです。
●55の高校を目指すお子さんは、標準問題は得点したいです。
難問は捨てていいのですが、基本問題でミスると落ちます。
他のライバルは基本問題はがっちり正解してくるからです。
●60以上だと基礎・標準までとやや難問は頑張ってほしい。
難問で勝負になるのですが、基本標準でミスると落ちます。
3、これからは本番で「うっかり」を減らす努力を。
第一志望高校の入試一ヶ月前になったら、
今までのテストや問題集、模試を徹底的に見直し、解き直してください。
本番で怖いのは次の2つです。
「あれ?何だっけ?」と基本をド忘れして、パニックになること。
「これ、解いたことあるのに忘れた!」と焦ること。
試験は一度リズムを崩すと、立て直すのが大変です。
本番でこれまでの努力をすべてぶつけるためにも、
今までやってきたことをきっちり振り返る、
知識と自信を強固にしていくことをオススメします。
泣いても笑ってもあと数ヶ月。
悔いの残らないように頑張ってください!