高校受験数学のラストスパート!
高校受験直前の数学勉強法を紹介します。
数学はまだ伸ばすことができるので、
最後まであきらめずにがんばりましょう!
1、大問1(小問集合)の全問正解
多くの都道府県では、数学の大問1は小問集合です。
小問の計算問題や基礎問題は完璧にしておきたいです。
過去の入試問題の計算問題を3年分は解き、
解きなおしをきちんとやって、大問1の満点を目指します。
学力レベルに関係なく、基礎問題の失点は大きく響きます。
できる問題を確実に得点することが大切です。
難問に調整んしたい気持ちはわかりますが、
入試直前は基礎をしっかり固めましょう。
2、100点は目指さなくていい
偏差値65以上の高校を目指すのなら別ですが、
トップ校以外は数学で100点を目指す必要はありません。
つまり捨てる問題があっても構いません。
各大問に(1)(2)(3)があったら、(3)は難問であることが多いです。
どれだけ正解すればいいか、目安を書いておきます。
偏差値50以下の高校を志望するお子さんは
(1)を確実に正解し(2)のいくつかの正解を目指す。
偏差値55までなら(2)までを確実に正解。
偏差値60までなら(3)のいくつか正解を目指す。
問題集や高校入試過去問を解くときも、
こんな目安で勉強を進めるといいでしょう。
3、融合問題を多く練習
高校入試は1年生〜3年生の全部が範囲です。
よく出題されるのがそれらの融合問題です。
- 二次関数に一次関数の直線が重なっている。
- 円の中の三角形の合同や相似証明。
- 三平方を使って立方体の体積を求める。
1年生から3年生までの知識や解き方を
もれなく理解しているか見る問題です。
偏差値55以上の高校合格を目指すなら、
公立入試の過去問が良い練習になります。
3年の2学期以降の分野は融合が多いです。
苦手な人は、学校の教材で十分なので復習しましょう。
解きなおしをしっかりやろう!
もちろんですが、
小問集合もやや難しい融合問題も「解きなおしが命」です。
むやみやたらに数をこなすよりも、
理解して解きなおす方が自信と学力が付きます。
あせらずに、目の前のことを確実にできるようにすることが大切です。
高校受験生のみなさん、風邪に気をつけてがんばってください!