成績が上がらなくてツライときの考え方・メンタル
このように悩んでいませんか?
勉強はしているけど、成果が出ない。
夏休みもがんばったのに、実力テストの点数が低い。
毎日3時間やっているのに、模試の偏差値が上がらない。
私は塾の先生なので、いろいろな生徒達を見てきました。
頑張っているのに点数が上がらない子もいました。
教えている方もツライのですが、
生徒が今、どのような状態なのか教えてあげるのも仕事です。
中学生が成績を上げる勉強法とは別に、
メンタルの考え方をお伝えします。
まだ、バケツの水がいっぱいになっていない
たとえ話です。
勉強は、学んだことを自分のものにしていくことです。
それはバケツに水を入れていくのに似ています。
学校で勉強したこと、塾で教えてもらったこと、
問題集で練習したこと、テスト前に復習したこと。
勉強量が多い子は水がどんどんたまります。
水が溜まって水面がバケツぎりぎりまでくる。
成績が上がるのは、バケツの中の水があふれるときです。
点数が上がるのに必要な分の勉強を終えると、急に成績が上がります。
成績が上がらないとすれば、
バケツに十分な水が溜まっていないから。
つまり、自分では頑張っているつもりでも
成績に表れるほどの勉強量をしていないからです。
みんなバケツの底に穴が空いている
また、残念なことに
だれでもバケツの底に穴が開いています。
入れたはずの水は底から「漏(も)れて」しまうのです。
つまり、覚えたつもりでも忘れていきます。
暗記したことも時間が経つと忘れてしまいます。
これは頭がいいとか悪いではありません。
忘れるのは脳の性質だからです。
(今までの人生のすべてを覚えていたら脳がパンクします)
忘れるのは脳の性質だから仕方がない。
だから、忘れる以上に覚えるしかありません。
反復練習をしたり、五感を使って忘れないように工夫しましょう。
木の根っこは成長している
ボクなりにがんばっている!
精一杯、バケツに水を入れているつもり!
そう思った人はごめんなさい。
とくに中学3年生の高校受験生は
成績が上がらないとシンドイですよね?
プレッシャーも感じていると思います。
- 高校受験に落ちたらどうしよう。
- クラスの友達や塾のライバルに恥ずかしい。
- 支えてくれる親に申し訳ない。
- 受験校のランクを下げてしまおうか。
- 私は努力してもダメなのかもしれない。
いろいろな葛藤があると思います。
努力しても成長が見えないときや、
自分のやっていることに自信が持てないときは
木の枝は伸びていないけど、土の中の根っこは伸びていると考えましょう。
勉強したことや学んだことはあなたの栄養になっています。
目に見えないだけで、あなたは成長しています。
葉が大きくなり、花が咲くまでもうすぐです。
もう一度、自分を信じて勉強を続けましょう。
勝つのではなく、自分に負けないようにしましょう。
やり方がわかれば成績が上がる!