中学生の親子関係改善法は?

中学生親子

 

塾に入会してもらうときは、三者面談をします。

 

面談の様子で「親子関係がギクシャクしているな」

 

と感じることがあります。例えば、

 

親子で互いの顔を見ないとか、
会話が全然ないとか、
2人もムスっとしているとか。

 

学校のテストの成績を上げるには、

 

良好な親子関係が欠かせません。

 

親子関係をより良くする3つのコツをお伝えします。

 

 

1、少しだけ待ち、子どもに考えさせましょう。

 

三者懇談の場面で
志望高校はありますか?」と
お子さんに尋ねます。

 

しかし、本人はモゾモゾして答えられません。

 

するとお母さんが
〇〇高校がいいと思っています
と答えました。

 

このように保護者の方が先回りして
答えてしまう場合があります。

 

先回りしたい気持ちはわかるのですが、
これではお子さんが考える機会を奪っています。

 

塾をやっていますと、待つことも仕事と感じます。

 

こちらで段取りするときもありますが、
本人が考えて決断していく経験が必要です。

 

親が考えて決めてしまうと、
子どもは自分で考えたり、
行動しなくなります。

 

先回りはほどほどに
少し待つ余裕を持ちましょう。

 

2、互いに気持ちを伝えましょう。

 

「〇〇高校がいいかと思っています」
とお母さんが答えたとき、

 

お子さんは
え〜、そんなこと思ってない
と怒ってしまいました。

 

「じゃあ、どこなのよ!」
と今度はお母さんが怒り出しました。

 

「まだわからない・・」
と答えるのがやっとです。

 

親子は少なからず
言わなくてもわかっているだろう
と互いに思っています。

 

結果、志望校についても
これまでに何も話し合いをせずにいたようです。

 

お母さんは自分の希望の高校を
面談の席で初めて言いました。

 

それぞれのご家庭で
親御さんの希望があると思います。

 

  • できれば公立高校へ進学してほしい
  • 4年制大学への進学を望んでいる
  • あなたの希望するところなら、できるだけ叶えたい

 

定期テストが終わったり、
部活動を引退したタイミングで話し合い、
親御さんの望みをどんどん伝えていきましょう。

 

行きたい高校や将来の夢がない子にアドバイス

 

  • あなたをとても大切な存在だと思っている
  • 部活動をいつも頑張っていると感心している
  • 優しい性格の子で親として嬉しい

 

このような気持ちも表現できるといいです。

 

親子でも伝えないと伝わりませんので、
照れを乗り越えて伝えましょう。

 

また逆に、お子さんの気持ちもよく聞きましょう。

 

こちらが子どもの話を聞けば、
お子さんも親の話を聞きます。

 

3、親子で力を合わせ、サポートしましょう。

 

「まだわからない・・」

 

お子さんがこのように行った時こそ、
親の力の見せ時です。

 

また、親子の信頼関係をより強くするチャンスです。

 

子どもの「わからない」は、
いろんな意味があります。

 

  • お子さんはどんな高校があるのか知らない
  • 知っているが、各高校の違いがわからない
  • 本当は志望校があるが、学力が足りない
  • 親の反対にあいそうで、言い出せない

 

中学生は自分の考えていることを
上手に表現するのがまだ苦手です。

 

どうしても言葉足らずになりやすいです。

 

「まだわからない・・」にもいろんな意味が含まれるので、
話をして「わからない」の真意を確認しましょう。

 

高校を知らないとか違いがわからないなら、
一緒にネットで調べようか?
と声掛けができます。

 

志望校の学力が足りないなら
一緒に作戦を立てようか?
と言って話しあいましょう。

 

テストの成績を上げたり、
高校受験を成功させるには、
親御さんのサポートが欠かせません。

 

中学生の親子関係を良くする方法まとめ

 

中学生の子どもと最近は会話がない。

 

何を考えているのかわからない。

 

高校受験なのに、何から話せばいいのか。

 

このようにお悩みでしたら、
次の3つを思い出してください。

 

  1. 待つ余裕、子どもに考えさせる余裕
  2. 互いの気持ちや考えの伝達
  3. 子をサポートし親子で協力

 

3つを意識していただくと、
お子さんへの接し方も変わり、
また、お子さんの態度も変わってくるでしょう。

 

勉強しない・反抗期の対応法

 

反抗期・勉強しない子対応ガイドブック

チャイルドコーチングのプロが教える反抗期の対処法

反抗期対応

 

 

 

TOPへ