小学校と中学校の社会の違いはこれ
小学生の学習のことは忘れよう
小学校の社会の授業と言えば、
調べ学習やグループ学習が多くなっています。
個々や班ごとに調べたことをまとめ、
自分たちで発表して聞いてもらうという授業です。
これはこれで「社会に興味をもって自分で調べる」ことは
学習目標としてOKで、立派なことです。
しかし、この学習に慣れてしまうと、
中学のテストでは点数が取れるようになりません。
なぜだかわかりますか?
「調べる・まとめる・発表する」というテストは、中学校にはないからです。
知っていると思いますが、中学のテストは、2ヶ月〜3ヶ月に1度あります。
歴史・地理の教科書の30ページ〜50ページ以上がテスト範囲。
教科書に出ている用語を答えたり、文章で説明させる問題が出ます。
ノートまとめはテスト勉強の効率が悪くなる
テストに向けて教科書50ページをノートまとめしているとしたら、
ものすごく時間がかかりませんか?
おそらく、ワークやプリントの問題を解いている時間が少なくなると思います。
次のテストでは、他の勉強に時間を使ったほうがいいです。
がんばってきれいにノートを書いても、残念ながら点数は上がらないからです。
ノートは必要ならば、最後にまとめるようにしましょう。
社会のテスト勉強で必要なのは、問題を解きながら暗記することです。
小学校のときは「調べ学習」や「まとめて発表」が大切だったかもしれませんが、
中学のテストで点を取りたいなら「まとめ」はあまり役に立ちません。
では、ノートまとめは無駄か?というと、そうではありません。
問題集を反復してもなかなか頭に入らないとき、
頭の中で知識がうまく整理できないとき。
こんなときこそノートまとめをしてみましょう。
つまり、ワークやプリントの反復で暗記 → 覚えきれないときノートまとめの順番です。
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