中学生のテスト勉強計画の立て方は?

中学生のテスト計画

 

中学生は中間テストや期末テストの前に、1週間のテスト勉強計画を立てると思います。

 

たいていは中学校からプリントを渡され、プリントに学習予定を書いて担任のハンコをもらっているでしょう。

 

私も塾で生徒の計画表を目にすることがあるのですが、上手に予定を立てている子とそうでない子がいます。

 

良い計画表と悪い計画表を紹介しますので、次のテスト勉強の参考にしてください。

 

 

どれくらいの期間の計画を立てる?

 

中間期末テストの勉強は2週間前からは始めたいので、余裕をもって3週間分の計画を立てておくといいでしょう。

 

最初の1週間は後回しにすると面倒になる内容をするといいでしょう。

 

  • テスト範囲の漢字ドリル
  • 英語の単語ドリル
  • 体育・技術家庭・音楽のプリントやワーク
  • ほかのノート写しの課題

 

これらは最初に終わらせて、5教科のワークを繰り返し解きましょう。

 

テスト勉強のやり方はこちら

 

テスト1週間前はワークの解きなおしなどに時間を使うようにしましょう。

 

悪い計画表の例

 

居眠り

 

最初に良くない計画の例をあげます。

 

○時○分 〜 ●時●分 数学
●時●分 〜 ■時■分 英語
■時■分 〜 風呂
△時△分 〜 △時△分 理科

 

1日を時間で細かく区切った予定表ですね。

 

なぜこの書き方が良くないかというと、計画どおりに実行しにくいからです。

 

学校は集団生活ですから、計画を細かく立てても思わぬアクシデントがあってその通りいかないことが多いです。

 

細かい計画は悪いとは言いませんが、計画通りにならなくて途中で挫折し、ストレスがたまります。

 

少し計画がくるっただけで「やーめた!」とあきらめやすくなります。

 

時間ばかり気になる

 

時計

 

時間を細かく区切った予定表を作ると時計ばかり見て勉強に集中できなくなります。

 

机にむかって座ったのはいいけれど、ぼんやりとして勉強できないこともあります。

 

はやく勉強時間が終わらないかな・・

 

とにかく時間が過ぎればOKと考え、集中できていない中身もない勉強になるかもしれません。

 

時間が過ぎただけで、勉強した気にならないよう気をつけたいですね。

 

良いテスト勉強計画

 

集中

 

だらだらと長時間勉強するよりも短時間でも集中して勉強するほうが効果的です。

 

それでは、良い計画の立て方を紹介します。

 

テスト勉強は、やることが決まっていると思います。

 

テスト前になると担任の先生から「テスト範囲表」が配られたり、各教科の先生から口頭で範囲が伝えられたりします。

 

数学 教科書○ページ〜○ページ
   ワークの□〜□ぺージ
   単元プリント1と2

 

これらの範囲をもとに予定を立てて、テスト勉強を始めるようにしましょう。

 

範囲表が配られるのが遅いときは、習った範囲のワークをどんどん進めましょう。

 

最初は、学校に提出するワークやプリントですね。

 

提出日やテスト対策としてやるべきことが決まっているのでテストまでにやること全てをリスト化しましょう。

 

少し大きめの紙に各教科のテスト勉強の内容を書き出していきます。

 

数学 ワークを2回
   プリント2回

 

英語 教科書読み
   単語の意味確認
   単語練習暗記
   ワーク1回

 

理科 教科書読み
   ワーク2回
   計算問題

 

今日は何をやるか、その日に決めてもいい

 

さあ、勉強を始めよう

 

リスト化したら、あとはそれらを消化するだけです。

 

今日一日だけのやることを決めてもよいでしょう。

 

.数学 ワーク1回目25〜28ページ

 

.英語 PROGRAM6の単語練習暗記

 

.理科 テスト範囲の教科書読み

 

こんな感じで今日のリストを書き出します。

 

終わったら・・・

 

.数学 ワーク1回目25〜28ページ

 

.英語 PROGRAM6の単語・熟語

 

.理科 テスト範囲の教科書読み

 

このように消していきます。

 

勉強時間は関係なく、今日の分が終われば終わりにします。

 

勉強は時間ではなく何をどれくらいやったか、身に付けたかが重要ですから「やること計画」をたてるようにしてください。

 

今日一日分の勉強が終わったら、達成感や満足感も味わえますよ。

 

次のテスト勉強で試してください!

 

 

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