テスト1週間前からの勉強のやり方は?

中学生がテスト1週間前にやっておきたいことをまとめました。

 

中学生は部活動に入っている子がほとんどだと思います。

 

とくに運動部は帰りが遅くなることもあり、日頃の勉強は学校の宿題だけで精一杯かもしれませんね。

 

しかし、やはりテストはいい点を取りたいもの。

 

高校入試の内申点にも影響するので、しっかり点数を取っておきましょう。

 

国語・数学・理科・社会・英語のテスト前に必ずやっておきたいことを紹介します。

 

 

5科目に共通してやるべきこと

 

テスト1週間前やることチェック

 

5教科に共通した勉強のやり方にはコツがあります。

 

勉強の基本・王道といえる原則です。

 

この3つをやらないと伸びないので、覚えておきましょう!

 

  • 分からない問題は友達や先生に質問。(はやめに)
  •  

  • テスト範囲の教科書の音読。(声を出して読む。)
  •  

  • 間違えた問題は繰り返す。(できるまで)

 

国語:テスト前にこれだけはやろう

 

国語の勉強法を知らない中学生が多いです。

 

私のおススメは、とりあえず教科書ガイドを読んで要点整理!

 

そして解答解説をじっくり読むことです。

 

国語も勉強すればいい点を取ることができる教科です。

 

テスト1週間前はこれらをやろう!

 

  1. 教科書のテスト範囲を3回読む。
  2.  

  3. 教科書ガイドの「要点のまとめ・読解ポイント」を読む。
  4.  

  5. 学校のワークは答えの根拠を明らかにしながら解く。
  6.  

  7. 漢字ワークで練習し、漢字は満点を目指す。

 

数学:テスト前にこれだけはやろう

 

数学でいい点を取りたいなら、単元の基本問題を確実にできるようにしよう。

 

とくに計算は100%を目指していこう。

 

なぜなら、中1の計算は中2や中3で使うからです。

 

図形はイメージを覚えるために、自分で描いてみることです。

 

テスト1週間前は下の4つをやってみよう!

 

  1. テスト範囲の学校ワークを1回。間違えた問題、わからなかった問題にチェック。
  2.  

  3. チェックが入った問題のうち、解説の意味がわからないものは質問して解決。
  4.  

  5. 1の問題を間違えなおしノートにもう一度解き直しをする。
  6.  

  7. 学校配布のプリントも同じように学習する。

 

英語:テスト前にするべきこと

 

外国語の勉強は「読む・聞く・書く」が基本ですね。

 

ですから、教科書音読からスタートして、英語を聴き、たくさん書いて練習して覚えましょう。

 

中学1年生は教科書暗唱を目標に!

 

  1. 試験範囲の教科書本文の音読(スラスラ読めるようにする)
  2.  

  3. 音読ができたら訳(日本語)ができるかチェックする。(必要なら教科書ガイドを参考)
  4.  

  5. 各レッスン、プログラムの基本英文を暗記。書ける(英作できる)ようにする。
  6.  

  7. 太字の単語とすべての熟語の意味がわかり、書けるようにする。
  8.  

  9. 学校のワークを何も(教科書も)見ないで1回やる。
  10.  

  11. 間違えた英文法問題、単語・熟語はその場で練習。
  12.  

  13. 市販の教科書リスニングCDで範囲の英文を聴く。

 

理科:テスト前にすべきこと

 

理科は用語の暗記・計算の教科です。

 

用語は反復練習で覚え、計算は基礎練習を繰り返しましょう。

 

グラフの読み取り方や実験でわからないことがあれば先生に質問してはやめに解決しよう!

 

高得点を目指す人は、記述対策もしよう!

 

  1. テスト範囲の教科書を3回以上音読する。
  2.  

  3. 実験・観察の目的、注意点、結果と結果からわかることを確認。
  4.  

  5. 何も(教科書も)見ないでワークを1回解いてみる。
  6.  

  7. 覚えていない知識、わからない計算問題、間違えた問題にチェック。
  8.  

  9. 4の中で、理解できない問題は友達や先生に質問する。
  10.  

  11. 範囲のワークをすべてもう一度解いてみる(2回目)
  12.  

  13. あやふや、自信のない問題と間違えた問題はもう一度(3回目)
  14.  

  15. 学校から配られたプリントがあれば、同じように学習。

 

社会:テスト前にすべきこと

 

社会用語は言葉の意味を理解してから暗記しよう。

 

意味が分からないときは社会用語集がおススメ。

 

1冊は必ず持って、高校入試まで何度も活用しよう。

 

基礎用語がよく理解できていれば、記述問題も対応できます。

 

  1. テスト範囲の教科書を3回以上音読する
  2.  

  3. 教科書の資料、図、グラフ、統計の内容とわかることを確認。
  4.  

  5. 何も(教科書も)見ないでワークを1回解いてみる。
  6.  

  7. 覚えていない語句、用語、考え方がわからない問題にチェック。
  8.  

  9. 語句の意味がわからないときは先生に質問。
  10.  

  11. 記述式の問題は、正解の内容を理解するよう努める。
  12.  

  13. テスト範囲のワークをもう一度すべて解いてみる(2回目)
  14.  

  15. 漢字の間違えは練習、自信のない問題はもう一度解いてみる(3回目)
  16.  

  17. プリントも同じように勉強して対策する。

 

テストが返ってきたらこれだけはやっておこう

 

テストの結果は「良かった・悪かった」で終わらずに、

 

テスト1週間前に何ができて何ができなかったか振り返り、

 

経験を次回のテストに活かそう。

 

  • 間違えた問題を模範解答を見ながら解き直してみる。
  •  

  • 今回のテスト準備の中でやってよかったこと、やればよかったことを書き残す。(次回にいかす)
  •  

  • 反省が出たら、「次はどうするのか」具体的な方法を書き残す。
  •  

  • 実力テストの前に復習するため、ファイルやバインダーに保存しておく。

 

前日は11時までには必ず寝る

 

テスト前日もいつもと同じ時間に寝るのがいいです。

 

知っている人も多いと思いますが、人の脳は睡眠中に記憶をするからです。

 

本当に覚えたいことと必要のないことの整理を脳は眠っている間にします。

 

もし、記憶をする睡眠時間を削ってしまうと、テストのために覚えたいことも覚えられなくなるのです。

 

ですから、前日だからといって徹夜などせず、むしろいつもより早めに眠るくらいがよいでしょう。

 

また、睡眠時間を減らしてテスト当日に頭がぼーっとしていては、実力が発揮できませんね。

 

睡眠をしっかりとって脳に記憶させましょう。

 

いつもよりはやく寝て、早朝に起きて勉強するのもおススメです。

 

これまで覚えたことの確認

 

テスト1週間前から勉強を頑張ってきたと思います。

 

テスト前日は難しい問題は避けて、今まで解いてきた問題やあやふやな知識を確認しよう。

 

といっても、ただノートを眺めていたり、教科書を読むだけでは確認したことになりません。

 

何度も間違えた問題や、用語の漢字を必ずもう一度書いて、「できるかどうか」を試してみることが大切です。

 

とくに必ずやっておいたほうが良いのは次の4つです。

 

前日にチェックしてくださいね。

 

数学の何度も間違えた問題

 

数学はケアレスミスしやすい科目です。

 

ケアレスミスしてしまった練習問題をもう一度解きなおしてみましょう。

 

ケアレスミスの対策はこちら

 

とくに単純な計算ミスはもったいないですね。

 

テスト本番で同じ計算ミスを繰り返さないことが大事です。

 

自分がどんな問題でミスしやすいか、見直しておきましょう。

 

理科・社会範囲の教科書通読・漢字

 

理科と社会はテスト範囲の教科書を読み直しておきましょう。

 

この単元では何を学んできたか?を再確認するためです。

 

とくに社会の歴史の場合は、全体の流れがわかります。

 

また、教科書を読みながら、間違えたことのある用語の漢字をノートに書いて、明日の本番では漢字を書き間違えることのないようにします。

 

用語は中学校のテストだと減点で済みますが、高校入試だと×(0点)になる可能性が高いです。

 

自信がないものは練習しておきましょう。

 

国語の漢字も同様に練習しておいてください。

 

英語の英単語と自由英作文の予想問題

 

英語は基本文、太字単語と熟語はもう一度だけ自分の手で書いて確認しましょう。

 

当日にスペルミスのないよう、ややこしい単語はその場で数回練習しておいてもよいです。

 

スペルミスは英語のもったいないミスの代表ですね。

 

また、英作文の仕上げもしておきたいです。

 

中間・期末テストでテーマ作文は出題されますか?

 

  1. 1年生なら、自己紹介とか友達の紹介とか。
  2.  

  3. 2年生は過去形を使った日記や、未来形を使う日曜の予定。
  4.  

  5. 3年生は日本文化紹介や修学旅行の思い出など。

 

学校の授業で書いた英作文があれば、テストに出る可能性が高いです。

 

英作文の勉強法はこちら

 

そのときに書いた英作文を再現して書けるようにしておきましょう。

 

高校入試でも英作文はよく出るので、いろいろな英作文を練習しておくとよい訓練になります。

 

3、テスト範囲のやり残しチェック

 

最後に、学校から出たテスト範囲表を見直しておきます。

 

テスト範囲のワークやプリントのやり残しがないか最終チェックするためです。

 

  • 化学式は絶対に暗記!
  •  

  • プリントから出題します。
  •  

  • 英作文のテーマは●●です
  •  

  • 1年生の計算も少し出ます。

 

このような記述があったら、先生からの「ここが出るぞ!」というヒントですね。

 

見落としがあれば、寝不足にならない程度に復習しておきましょう。

 

テスト当日アドバイス

 

テスト前日は早く寝て、体力を残しましょう。

 

当日はできるだけ早起きして、少し勉強できるといいです。

 

テストは頭だけでなく、体力を使います。

 

朝ごはんをしっかり食べて、テストにのぞみましょう。

 

とくに脳の働きには糖が必要です。

 

糖は炭水化物(でんぷん)が分解されてできるので、白ご飯を食べていくことをおススメします。

 

朝に白米は苦手という人は、もちろんパンでも大丈夫です。

 

白米のほかに、フルーツもおススメです。

 

バナナは消化も良く、すぐにエネルギーになるのでおススメです。

 

試験に「勝つ」と縁起をかついで朝から「カツ」を作るお母さんもいますが、朝から揚げ物はテスト中にモタレルので避けましょう。

 

1限目、テストが始まったら

 

テストは時間配分が大切です。

 

「はじめ」の合図で、すぐ解き始める必要はありません。

 

最初に全体の問題量を見て、大問の数を数えてみましょう。

 

大問が10個あったら、1問の目安は5分となります。

 

大問4までで20分などと、区切りをつけておくとよいでしょう。

 

テストが表と裏に分かれているときは、原則ハーフ・ハーフです。

 

表に25分間、ウラに25分間です。

 

わからない問題はとばして次へ

 

テストは時間制限があります。

 

ですから、自分にとって難しい、時間がかかりそうと感じたらいったんは飛ばして、次の問題に進みましょう。

 

とばすのは勇気がいりますが、大丈夫です。

 

あとで時間があれば、戻って考えればいいのです。

 

もちろん100点を目指せばいいのですが、限られた時間で自分の力を出し切ることが大切です。

 

わかる問題から解くのは、テストを受けるときの鉄則の一つです。

 

時間内にすべての問題に目を通してください。

 

時間が足りなくて最後までいかなかった

 

中学校のテストに慣れていない中学1年生はそんな失敗をしないように気をつけたいですね。

 

余った時間は全力で見直し

 

すべての問題が解けたら安心して、ぼーっとしている人もいます。

 

しかし、貴重な残り時間で見直しをしていきましょう。

 

とくに気をつけて見直しをしたい点をあげておきます。

 

  • つまらない計算ミスをしていない?
  •  

  • 記号で答えるところを言葉で答えてない?
  •  

  • 理由→「〜だから」など文末の呼応は大丈夫?
  •  

  • 漢字のとめ・はね・はらいはできている?
  •  

  • 英語で書くところを日本語で書いてない?

 

先生の「やめ」の声がかかるまで、全力で見直しをしてください。

 

ケアレスミスをするとすごくもったいないです。

 

ケアレスミスの対策はこちら

 

自分の努力したことを100%出すためにも最後の1秒まで気を抜かずにいましょう。

 

学校のテストもマークシートになるかも?

 

英検(英語検定)の一次試験はマークシートですね。

 

※3級以上は英作文が加わりました。

 

最近は高校入試にマークシートを導入する県も出てきました。

 

そのうち中学校のテストもマークシートが導入されるかもしれません。

 

もしマークシートのテストだったら、解答の「ズレ」に気をつけなければいけません。

 

一つズレてしまうと、次々ズレてしまいます。

 

以上、テスト当日の受け方アドバイスでした。

 

では、テスト頑張ってください!

 

 

成績が上がる勉強法マニュアル

240点→407点にアップ!

 

 

TOPへ