中学生の勉強法｜成績が上がるテスト勉強と家庭学習のやり方

中学生の数学は公式や解き方を暗記するつもりで取り組みます。
苦手な人は教科書の「問い」から復習しましょう。
基本問題を集めた問題集も出ています。
解けるようになるとおもしろくて楽しい教科です。

中学の英語は教科書の基本英文と単語を覚える教科です。
基本英文とは単元の新しい英文法を含む太字の英文です。
単語は単語帳で覚えるより、教科書の本文を読み書きして覚えるほうが忘れにくいです。
学校の授業以外に英検も良い勉強になります。

国語は教科書ガイドを買って勉強するのがいいでしょう。
教科書ガイドは中学校の教科書にピッタリの参考書です。
要点やあらすじが書いてあるので、とても役立ちます。
学校の授業の理解もできるようになるでしょう。

理科は暗記分野と法則を理解する分野に分かれています。
用語はノートに繰り返し解いて暗記しましょう。
法則は基本問題を解きながら公式を暗記するといいです。
公式は使いながら身につける気持ちが大切です。

社会は暗記と記述問題の教科です。
教科書の太字を一問一答で反復して暗記しましょう。
記述は教科書の絵や図表を理解することが重要です。
絵やグラフが何を表しているかわかっておきましょう。

テスト勉強は３週間前から始めましょう。
範囲がわからなくても、中学で習ったところから復習すればOKです。
テスト１週間前には範囲のワークの１周目を終わらせたいです。
分からない問題は先生や友達に聞いて理解しましょう。

中学で習ったことを家で復習できれば最強です。
部活動で忙しい人は数学と英語だけを予習復習しましょう。
数学は授業で習った問題の解きなおし、英語は教科書の音読と単語練習。
普段からワークをすすめておけばテスト前にあわてません。

高校受験の勉強は年間計画を立ててから始めましょう。
夏休みに１・２年生の復習を終え、秋から応用と実戦練習に取り組みます。
中間期末テストと同じく、基礎基本がとても大事です。
５教科の特徴を知って、傾向に合わせて復習しよう。

将来の夢や希望の職業があれば志望校も決めやすいです。
しかし、なりたいものがないときは進路をどうすればいいでしょうか？
まずは校外模試で自分の立ち位置（学力）を知りましょう。
住んでいる地域の高校や大学のホームページも参考にしましょう。

中学校でもらっているワークや問題集をするのが原則ですが、
自分の学力に合った問題集を選ぶことがとても大切です。
書店で実物を手に取って内容を確認しましょう。
中学３年生は理科や社会の用語集を必ず買ってもらいましょう。

中学生の成績を上げるのに親御様のサポートは欠かせません。
第一は、基本的な生活習慣を守らせて心身の健康維持。
第二は、タイミングを見て褒め、適度に叱ること。
勉強というより、お子さんが成長する手助けをしましょう。

中学生はスマホを持ち、勉強から遠ざかる子も多くなります。
同時に親子関係も変化していく年頃です。
親への反抗は子どもが大人になるために必要なことです。
認めるとき、叱るときを適切に行っていきましょう。

中学３年生の７割くらいが学習塾に通っています。
塾選びはお子さんとの相性が一番大切です。
なぜなら、相性がよければ成績が伸びるからです。
評判や実績も大切ですが、お子さんに合うかどうか見極めましょう。

長期休暇は前学期の復習をするよいチャンスですね。
中学校から宿題ワークは２回やると効果的です。
宿題がないときは、普段のワークの反復練習です。
中３生は塾の講習に参加することをおススメします。