中学生の勉強。親は何をすればいいでしょうか?
子どもの成績を上げるのに、親の接し方はとても大切です。
中学生の子どもの学力をあげるのに、親は何をすればいいでしょうか?
親がしてはいけないことは?
少し耳が痛いかもしれませんが、
次の3つをやっていないかチェックしてみてください。
いつも叱ってばかりいる
子どもが家や学校で心おだやかに過ごし、
勉強にがんばるのに一番必要なのは、お母さんの笑顔です。
そして、子どもはいつもお母さんの笑顔を見たいと思っています。
ですから、テストの点数や成績のことで
お母さんに怒られるのはとてもショックなんです。
また、経験上、子どもを叱って成績が良くなることはありません。
お仕事でも、叱られて頑張るというのは難しいことです。
兄弟や友達と比べる
「お兄ちゃんは勉強できるのに」
「〇〇さんはトップクラスらいしいわね」
このように兄弟姉妹や知人と比べられるのを
子どもはとても嫌がり、傷つきます。
ありのままの自分を受け入れて認めてほしいと願っているからです。
他の子と比べることは、成績アップにつながりません。
過干渉や先回り
中学生はまだ自己管理がしっかりできません。
ゲームやスマホなどの誘惑も多いので、
自分からすすんで勉強することは期待しないほうがいいです。
ただ、だからといって
「あれしなさい・これしなさい」と過干渉になるのも逆効果です。
なぜなら、子どもは親から自立したいと思っているからです。
では、子どもの自立心を育むチャンスをうばうとどうなるか?
自分で考えたり判断したり行動しない子になります。
つまり、何でも指示を待ってばかりいる子になります。
勉強でも「やらされている」という意識が強くなるのです。
声をかけないと勉強しないけど、おせっかいになりすぎてもいけない。
バランスがとても大切ですね。
子どものやる気を出させる方法は?
子どもを勉強に向かわせ成績アップするには、
親はどんなことをすればいいでしょうか?
ズバリ、やってはいけないことの反対をすれば子どもは伸びます。
褒める・認める
子どもは親から褒められたいと願っています。
ほかの誰より、子どもは親に褒められるのが一番うれしいです。
ですので、子どもの良いところを見つけて褒めてあげてください。
もし、今の成績が良くなくて褒めてあげられないなら、
勉強以外の部分で良いところを見つけてあげれば大丈夫です。
- 気持ちが優しい
- 兄弟の面倒をみてくれる
- 運動部でがんばっている
- 好きな音楽に熱中している
- 笑顔がかわいい
ほめてあげることでこちらへの信頼感が生まれ、
反抗している子が素直さを取り戻すこともあります。
子どもの自己肯定感を高めてあげ、子どもを伸ばしてください。
自己管理をさせる
親が「ああしなさい・こうしなさい」と言う。
この反対は、子ども自身が自己管理をすることです。
しかし、中学生はまだまだ自己管理ができません。
ただ、高校生になると自分のやるべきことを自立的にやる必要が出てきます。
ですから、中学のうちに少しずつでも自己管理の習慣を作りましょう。
自己管理できる子は高校受験にも非常に強いです。