中学生にスマホを買ったら成績が下がった。

スマホと成績

 

上のグラフは、スマホの使用時間と学力テストの関係です。

 

家庭学習の時間に関係なく、グラフが同じ形になっています。

 

スマホを全くしない子に比べて、1日4時間する子は15点下がっています。

 

これは数学だけの結果なので、5教科だと

 

15点×5=5教科75点下がる

 

ということになり、スマホを長く使う子は成績が下がるという客観的データです。

 

せっかく勉強しても、スマホの時間も長いと成績は下がっていく一方なんですね。

 

中学生がスマホ依存になったとき、親は何をしたらいいか対処法を紹介しています。

 

 

中学生のスマホ所持率は?

 

2020中学生のスマホ所持

 

令和2年の中学生のスマートフォン所持率はなんと79%です。

 

子どもが「友達はみんな持ってる」という時代になりました。

 

親子や友達の連絡はLINEで済ませるのですね。

 

たしかに日常生活で便利なことや役立つこともあります。

 

しかし、スマホに依存してしまうと勉強時間は減り、それによって成績が下がるのは当たり前のことです。

 

中学生のスマホは良いことは少ない

 

スマホ依存

 

スマホが便利で楽しいのはその通りです。

 

しかし、中学生への悪影響が大きいことも事実です。

 

無料ゲーム、動画サイト、ライン、SNS・・長時間の使用でどっぷりハマッてしまう子もいます。

 

架空請求、ネットイジメ、個人情報の漏洩、アダルト、出会い系、詐欺・・・・

 

スマホによる悪影響は想像より大きいです。。

 

もちろん、最初にフィルターをかけるとは思いますが、フィルターを外す裏ワザというもの存在します

 

おかしな行動はないか、子どもの様子を見ましょう。

 

スマホ依存で健康を害してしまう子も

 

寝不足

 

スマホを楽しく便利に使っている間はいいのですが、長時間の使用で自律神経が乱れる場合もあるそうです。

 

睡眠不足から昼夜逆転した結果、精神不安になってしまいます。

 

少しのことでイライラしたり、落ち込んだりの症状が出ます。

 

あるいは、偶然にSNSで自分の悪口を発見して、うつ状態で不登校になる中学生もいるようです。

 

中学生は自己管理ができない

 

私は中学生に勉強を教えていますが、自分の意志だけで勉強する子はとても少ないです。

 

まだまだ幼く自分のコントロールができません。

 

中学生がスマホを持つ危険性を忘れないようにしましょう

 

帰宅後1時間はスマホタイム

 

スマホが危険なのは中学生も少しはわかっていることでしょう。

 

でも、友達とLINEをしたりショート動画を見るのは楽しいものです。

 

大人が仕事が終わったらリラックスするのと同じように、中学生もリラックスしたいはずです。

 

そこで帰宅後の1時間はスマホタイムとしていいと思います。

 

30分では満足できないでしょうし、1時間を超えると生活や勉強に影響が出るからです。

 

親子で1時間と約束をし、そのあとは夕食と学校の宿題などとしてはいかがでしょうか。

 

しかし、もしルールを破ってしまったらどうしたらいいでしょう?

 

帰宅後1時間を守れないときのルール

 

スマホルールチェック

 

帰宅後1時間のルールを破ってしまったら、使用ルールをつくりましょう。

 

けじめをつけないと限りなく使ってしまうからです。

 

また、学校の成績は確実に下がり心身への影響も少なくないからです。

 

ここで「スマホ18のルール」を紹介します。

 

出典:スマホ18の約束 メディアから子どもを守る

 

一部抜粋です。

 

所有者は親である私達と伝える

 

安くないお金を払ってスマホを購入したのは親です。

 

また、通信料などを払うのも親です。

 

所有権は親にあり、こどもがルールを破ったらスマホは親に返してもらうと伝えましょう。

 

夜間は使用しない

 

夜は平日20時になったら、土日は21時になったらスマホを親に返すこととする。

 

夜間の通話、ラインのやりとりは相手と相手の家族にとって迷惑をかける場合はあると理解させましょう。

 

学校に持っていかない

 

人に何かを伝えるときは、メールやラインでなく、その人間と対話をすること。

 

相手の表情を見ながら人と話すことは、人間の成長に欠かせないことです。

 

もちろん、授業中にスマホに触るなど言語道断。

 

ウソや人を傷つけること、あざむくことに使ってはいけない

 

ネットでのいじめには加害者になっても、被害者になってもいけません。

 

誘われても断る勇気を持たなければいけません。

 

現代の便利なツールは、人を不幸にするために作られたのではありません。

 

テスト期間も夕方の一時間の使用

 

テスト期間は夕方の1時間だけ使用を許可する。

 

スマホを買ったせいで成績が下がったといわれないように努力させる。

 

スマホを勉強に使う場合

 

スマホで無料の授業動画を試聴できますね。

 

あるいはみんなで自習を共有するアプリもあります。

 

勉強しているときにBGMとしてYou tubeを流す子もいるでしょう。

 

ながら勉強についてはこちらに書きましたので、参考にしてください。

 

勉強関連でスマホを使う場合は、親に伝えるようにするといいでしょう。

 

便利で勉強に役立つものは利用してOKです。

 

勉強だけでなく、こどもの安全のために

 

楽しい学校生活

 

中学生のスマホについて書いてきました。

 

長時間使って勉強しない子には学校に持っていかない・夜間に使用しない・夕方1時間だけ。

 

この3つを守らせるだけで、おそらく変化が表れるでしょう。

 

これらのルールは中学生をネットの危険から守り、健康のために必要なことです。

 

まずは家族のみなさんで話し合い、みんなで守るという意識を共有してください。

 

お子さんは反発するかもしれませんがお子さんの安全と健康のためと伝えましょう。

 

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