子どもが反抗期なら、自分の親を思い出してみましょう。

中学生の反抗

 

お子さんが反抗期で悩んでいるなら、
「自分がどのように育てられたか」を思い出すことは重要です。

 

自分の父母にどのような教育を受けてきたか、
少し思い出してみてください。

 

 

育てられた親を許す

 

教育の世界でよく言われる事柄に
人は親になったとき、親に育てられたように自分の子どもを育てる
があります。

 

私は長らく、仕事一筋で遊んでくれない父親に不満を持ってきました。

 

遊園地に連れて行ってもらっても、お金を渡されるだけ。

 

「お前らで遊んで来い」と私と兄とは離れた場所で、ずっと煙草を吸っていました。

 

キャッチボールもセミ取りも砂浜でお城作りもしたことがありませんでした。

 

私は中高生になると、「こういう人なんだから仕方ない」と割り切っていました。

 

同時に父親を反面教師として

 

自分が親になったら子どもとたくさん遊んであげよう。

 

そのように考えるようになりました。

 

40を過ぎてから、70になった父親と話す機会があったのですが、
私が小さい頃に亡くなった祖父について語り始めました。

 

「大工の弟子がたくさんいて、オレもそのうちの一人だった。
中学を卒業してすぐ仕事。高校へ進むとか、最初からなかった。
他の弟子と同じ扱い。忙しくて休みなんかなかった。」

 

そうか、親父は祖父に遊んでもらった経験がないんだ。
子どもとどうやって遊ぶかわからなかったんだ。
だから私とも遊べなかった。

 

そのとき初めて理解しました。
そして、小さい頃に遊んでくれなかった父を許そうと思いました。

 

一方、自分には選択肢もなかった高校や大学へ子ども3人を進学させ、
「好きなように生きたらいい」と言い続けてきた父を立派だと感じました。

 

このように、自分が子どもを育てるうえで
だれもが自分の父母の教育の影響を受けています。

 

親にされてイヤだったことはしない

 

子どもとコミュニケーションをとれなかった父に反抗することななく、
私は母親とぶつかってばかりいました。

 

今は天国に行ってしまいましたが、
母親の笑顔も怒った顔もよく覚えています。

 

自分の息子が高校生になってから、息子と大喧嘩をしたことがあります。
熱くなってしまって言い合いになりました。
息子は私の高圧的な態度が気にくわなかったようです。

 

あとで反省すると
母親と同じようにやってしまった」と気が付きました。

 

当時イヤだったことを、私は息子にやっていました。
息子が反抗するのも当然でした。

 

私たちは育てられた方法で子どもを育てることがあります。

 

親にされてきたことに対してどのように反応して、
自分の子どもに行動していくかをよく考えるのが大切ですね。

 

お子さんの反抗で困っていらっしゃるならば、

 

  • 自分の親のことを思い出してみる。
  • お子さんと同じ年齢だったご自身のことを思い出してみる。
  • とくに親にされてイヤだったこと、嬉しかったことを思い出してみる。

 

これらが親子関係をよりよくするヒントになるのではないかと思います。

 

親にされてイヤだったことは、自分の子どもにしないようにしましょう。

 

反抗期の対応はこちら