仲の良い友達と遊んでいる子に勉強させたい！
中学生は友達と遊ぶのが大好きです。
私も中学生のころはよく遊びました。
友達と遊ぶことで学ぶこともあり、精神的に成長することも多いです。
しかし、将来のために勉強もしっかりとやってほしいですね。
友達と遊んでばかりでテスト期間も勉強しない！
このように悩んでいる保護者の方も多いです。
どうすればケジメをつけて勉強するようになるでしょうか？
中学生は部活動の「仲間」が多い
今の中学生は私たちの時代と少し違いう点があります。
私たちのころは近所の子やクラスメートと友達が多く、休日も一緒に遊ぶ機会が多かったです。
一方、最近の中学生は同じ部活動の子と過ごすことが多いようです。
私たちのころより部活動の時間が長くなり、喜怒哀楽をともにするからでしょう。
練習のつらさや楽しさ、試合に勝つ喜びと負けるくやしさなど気持ちを共有できる「仲間」になるんですね。
一人で行動するのが苦手
ここで、現代の中学生の特徴をもう一つあげておきます。
それは、いつも誰かとつながっていたいこと。
LINEでのやり取りやSNSでの交流は欠かせません。
友達といっしょにインスタやティックトッゥクに動画をあげていたりします。
孤独になると心配になるので、スマホが手放せないのでしょう。
スマホばかりで勉強しない子の対処法はこちらに書いたので参考にしてください。
それは勉強も同じで自分の部屋で孤独に勉強することができない子が増えました。
では、どうすれば彼らは机に向かうのでしょうか？
部活の友達を一緒に勉強する「仲間」に
近所の子や同じクラスの子よりも同じ部活動の仲間が、より結びつきの強い友達になるようです。
そして、何をするにも一人でするのが苦手。
それならば、それを逆手にとって仲間と一緒に勉強する方向にもっていきましょう。
部活動と勉強を両立するのは大変ですが、友達も一緒ならできる子が多いです。
勉強と部活を両立する方法はこちらで紹介しています。
私の塾でも「友達が通っているから」という理由で来る子が多いです。
放課後に学校で勉強する
部活の友達と一緒に勉強するにはどうしたらいいでしょうか？
一つの方法は学校の授業が終わったら一緒に勉強することです。
３年生で部活動を引退していたら、この方法が有効です。
中学校からの宿題や課題などやるべきことはたくさんあるはずです。
教えあうこともできて、おススメの方法です。
ただし、雑談で盛り上がり過ぎないようにしましょう。
１年生・２年生もテスト週間は有効です。
町の図書館を利用する
放課後に残ることができないなら、町の図書館を利用しましょう。
自習室がある図書館もありますから、勉強に利用できるか調べてみてください。
周囲が静かに勉強していれば、集中できます。
友達と行くなら、席を離して座るのがよいでしょう。
図書館ですから、本との新しい出会いも期待できます。
50分勉強に集中して20分休憩するぐらいのペースでいいかもしれません。
ライバルや一緒にがんばる関係になる
理想的には、友達と良い競争ができるといいです。
テストの点数を競争したり、同じ高校を目指して頑張れると最高です。
サッカー部の友達であれば、「〇〇高校のサッカー部に入るために一緒にがんばろう！」というキッカケがあるといいですね。
気を付けなければいけないのは「あいつも点数が低いからオレも低くていい」といった、マイナスのライバル関係です。
親が友人関係に口を出すのはおすすめできませんが、「お前はお前だぞ」と釘をさしておくことは必要でしょう。
友達と仲良く競い合って勉強できるといいです。
家で勉強させるなら短時間
塾を経営している私は言うのもおかしいですが、理想は子どもが家で勉強してくれることです。
しかし、子どもも家ではリラックスしたいでしょう。
スマホをする時間もほしいはずです。
ですから、勉強しない子は短時間からスタートするといいです。
１日１５分だけ机に向かうことから始めてください。
具体的な内容は家庭学習のやり方に書きましたので参考にしてください。
一度に長時間より、短時間勉強を習慣にするほうがいいです。
親子でチャレンジしてください。
