上手に叱るコツとは?

 

親子けんか

 

お子さんを叱るとき、感情にまかせて怒鳴っていませんか?

 

あるいは、いつも怒ってばかりでストレスになっていませんか?

 

2つに当てはまる方は、
子どもを叱るときを決めておくことが大切です。

 

子どもを叱ってばかりで自己嫌悪になっている方へ

 

叱ってばかりでは親子の信頼がなくなり、
言うことを聞かなくなってしまいます。

 

どのように子どもを叱ればいいでしょうか?

 

上手な叱り方の3つのコツを紹介します。

 

 

1度に一つのことだけを叱る

 

お母さんが叱る

 

こどもを連れて公園に遊びに行ったときのことです。

 

お父さんが、お子さんの自転車練習に付き合っていました。

 

お子さんが補助輪を外した自転車に乗れるように、
お父さんが教えているようです。

 

一見したところ、とても暖かく微笑ましい光景でした。

 

ところが、お父さんが怒鳴りだしたのです。

 

  • 下を向くな!
  • しっかり足を踏ん張って!
  • ハンドルはまっすぐ!
  • 背筋を伸ばして!
  • 危ないときはすぐにブレーキだぞ!
  • ほら、前を見て!

 

同時にいくつも注意され、
お子さんは今にも泣き出しそうです。

 

それでも歯を食いしばって頑張ろうとしています。

 

私は少し悲しい気持ちになりました。

 

なぜなら、お父さんの声掛けは
乗れるようになった人の立場からの指示だからです。

 

また、指示が多すぎるため
何が一番大切なのかもわかりません。

 

これほどたくさんの指示を守れというのは
初めて自転車に乗る子には無理でしょう。

 

どれか一つに絞ったほうが、できるようになる可能性も高いです。

 

私なら、こんなふうに言うでしょう。

 

倒れないように後ろで支えているから、思い切りこげばいい。

 

言い方を工夫してみる

 

お父さんが叱る

 

大人の人も子供のときには
叱られた経験があると思います。

 

叱られたとき、「そんな言い方しなくても!」と
腹が立ったことはありませんか?

 

こども心に傷ついたことでしょう。

 

同じことを伝えるにしても言い方を工夫すれば、
反抗期のお子さんも耳を傾けるかもしれません。

 

〜してはいけません!を別の言い方で

 

小さい子供が「イヤ!イヤ!イヤ!」と言うのと同じくらい、
大人は「ダメ!ダメ!ダメ!」と言っています。

 

「〜してはダメ!」の別の言い方を考えてみましょう。

 

考えるときに、一枚のコインを思い浮かべてください。

 

コインには裏と表があります。

 

まず、表のストレートな表現を見てみましょう。

 

公園の花壇にはこんな看板が掲げてあります。

 

花壇に入って遊んではいけません!

 

花壇だけでなく、学校の校則などでも
「〜してはいけません」の表現が目立ちます。

 

「入っていけません」と書かれていれば、
反発して興味をもつのが子どもです。

 

お子さんが小学生ならば
「ちょっと悪いことしてみよう」と思うかもしれません。

 

そこでコインを裏返してみます。

 

花壇に入ってはいけない!の表現を変えます。

 

花壇の外で遊ぼう!

 

指示している内容は同じですが、
「言葉の雰囲気」が違っていますよね?

 

お子さんを叱るときの言い方

 

お子さんを叱るときも、
「〜するな!」をウラ返した表現を考えてみましょう。

 

スマホを長時間使うな!→スマホをやる時間を決めなさい。

 

深夜までゲームをするな!→11時には寝なさい。

 

ウソをつくな!→正直な人になりなさい。

 

感情的に叱らないコツ

 

笑顔のお母さん

 

子どもを叱るときは
感情的になってしまいやすいです。

 

お子さんが大切なお皿を割ったとしましょう。

 

お母さんのセリフと子供の心の中を見てみましょう。

 

母:もう! ちゃんと見てないからよ!

 

子:( 気をつけていたつもり。ぼくはダメな子だ・・・・・)

 

母:気をつけなさいって言ったでしょう?

 

子:( お母さんだって失敗することあるのに・・・・ )

 

大切なものを壊されたら、
だれでもショックでガッカリしますね。

 

感情的になるのも無理はありません。

 

しかし、気をつけたいのは、
非難すると非難が返ってくるということです。

 

子どもの失敗を責めてしまうと、
自分が失敗したときに相手に責められます。

 

気持ちを「私メッセージ」にのせる

 

腹を立てて感情を爆発させないようにしましょう。

 

失敗した子どもを責めても、
良いことは一つもありません。

 

それならば自分の感情を素直に口にするほうがよいのです。

 

感情をお子さんの言動に向けるのではなく、
ご自身の心にむけ、「私は〜」と自分の感情を表現するようにします。

 

大切な皿を割られてときは、こう言いましょう。

 

母:あ〜あ、大切な皿が割れて私はとても残念

 

子:( 悪いことしちゃったな。ごめん。 )

 

母:ずっと大事にしていたのに・・私はショックで泣きたい

 

子:(ごめんなさい。直す方法ないかな。)

 

感情をお子さんにぶつけることはしません。

 

私の気持ちを伝える、これを「私メッセージ」と呼びます。

 

勉強やスポーツに努力する子になってくれたら、お母さんは嬉しい。

 

お前が夜中まで起きて風邪でもひいたら、お父さんは悲しいぞ。

 

こんな風に使ってみてくださいね。

 

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