理科の計算が苦手なら克服しよう!
中学生の理科計算問題の勉強法を紹介します。
用語暗記など理科の基本の勉強ができるようになったら、計算問題を克服したいですね。
計算問題ができるようになれば、テストで70点〜80点を狙えます。
計算問題を練習するコツを紹介しますので、苦手でも嫌がらず、チャレンジしてみてください!
計算の公式を暗記して忘れにくくする方法
上の図は、密度の公式をまとめたものです。
数学の速さの「み・は・じ」と同じように覚えている人もいるでしょう。
この図からわかる公式は3つあります。
- 質量=密度×体積
- 密度=質量÷体積
- 体積=質量÷密度
これらをそのまま暗記しようとして、すぐに忘れてしまう子が多いです。
なぜ忘れるかというと、めったに使わないからです。
スマホ・タブレット・パソコンなど使い慣れているものは、使い方を忘れないですよね?
ですから、公式を忘れないようにする方法は公式を暗記したら、簡単な問題で使い慣れることです。
例えば、次の3つの密度の基本問題です。
- 体積40? 密度8g/? 質量は?
- 質量100g 体積25? 密度は?
- 質量30g 密度10g/? 体積は?
このような基本問題を繰り返し解くと、公式が身について、忘れにくくなります。
中学で習う理科の公式はそれほど多くありません。
ひとつひとつ確認して基本を練習すれば大丈夫です。
- 密度の公式
- 濃度の公式
- 圧力の公式
- 浮力の計算
- 化学変化と質量の計算
- 電気(電流・電圧・抵抗)の公式
- 電力・電力量の公式
- 熱量の公式
- 仕事と仕事率
- 湿度の公式
- 太陽の南中高度
- 星の日周・年周運動の計算
ワーク後ろの方のページに「1年間の公式のまとめ」があると思います。
公式の形を覚え、基本練習をしておきましょう。
理科計算のおススメ問題集は?
理科の計算問題を練習するのに最初におススメするのは中学校のワークです。
公立中学校なら必ず配布されていると思います。
基本問題から発展問題まであり、計算問題の特集ページも付いています。
発展問題はやらなくてもいいので、基本問題や標準的な問題をおさえましょう。
もし中学校でワークが配られていなかったら、『文理 教科書ワーク』がおススメです。
計算問題特集ページはありませんが、とてもよくできた問題集でおススメです。
中学理科のおススメ問題集・参考書はこちらでくわしく紹介しています。
大型書店にはたいてい売っているので、自分の教科書に合ったものを買ってください。
定期テスト対策としても使いやすいです。
高校受験生におススメ理科計算問題集
高校受験の勉強で理科の計算を克服したいなら、『近道問題 理科15 理科計算』をおススメします。
高校入試でよくでる公式や計算問題を短期集中的に復習することができます。
中学3年生で計算問題が苦手なら手に取ってみてください。