読書感想文 準備

読書感想文を書くコツを説明する前に、

 

作文を書く流れを紹介します。

 

 

作文を書く流れを知ろう

 

  • 1、赤ペン・青ペンを用意する。
  •  

  • 2、本を選ぶ
  •  

  • 3、読みながら、赤ペンと青ペンでマーキング。
  •  

  • 4、全体の構成を考える。
  •  

  • 5、原稿用紙に書く

 

このような流れで書いていきましょう。

 

手順がわかっていると、せっかく読んだのに

 

読み終わったあと「さて、何を書こう?」と戸惑うことがなくなります。

 

赤ペンや青ペンは別の色でも大丈夫です。

 

読書感想文 本の選び方

 

2色のペンを用意したら、本を選びます。

 

以前は中学校や文部科学省の指定した「課題図書」がありましたが、

 

最近は指定図書にこだわらずに、自由に選んでよい学校も増えました。

 

 

本の選び方ですが、「短くてすぐ読み終わるから」の理由だけで選ばないでください。

 

例えば、「走れメロス」は、とても短くてわかりやすいストーリーなのですが、

 

中学生には難しい言葉もけっこう出てきます。

 

もし「走れ〜」を選ぶなら、注釈つきのものがよいでしょう。

 

 

では、どんな基準で本を選ぶと感想文を書きやすいでしょうか?

 

それは、主人公が自分の年齢と近いかどうかです。

 

例えば、中学生が「老人と海」を読んでも、ピンとこないと思います。

 

それよりも、小学生や中学生、高校生が主人公で、

 

さまざまな事件や出来事を通じて成長していく物語の方が、

 

共感できたり、反感をもったりできると思います。

 

どんな主人公で、どんなストーリーなのかは、表紙の「帯」や裏表紙の短い説明を読むと分かります。

 

自分の体験を入れよう

 

本を選んだら、2色ペンを横に置いて読みましょう。

 

ペンの使い方です。(色は自由です)

 

赤ペン・・・・・自分が共感できた部分や近い体験をした文章にひく。

 

青ペン・・・・・共感できない部分や反対意見を言いたくなった文章にひく。

 

 

「この気持ち、わかるな〜」 「これって、私も経験あるな」 のときは、赤。

 

「え〜?そう?」 「それはちがうでしょ?」 のときは、青。

 

心に「!」と感じた文章に線を引きながら、読み進めていきましょう。

 

 

さて、なぜ線を引いておくかというと、

 

線を引いた部分をもとに、感想文に自分の経験を書くからです。

 

 

読書感想文は、「あらすじ」になりやすいです。

 

あらすじではなく、本を読んで考えたことや感じたことを書くには、

 

自分の経験を書くのが一番良いです。

 

具体的には、主人公と同じ気持ちになった経験や、

 

主人公の気持ちとは反対の気持ちになった経験を書きます。

 

そうすると、文章に「厚み」が出て、読む人にも伝わりやすい感想文か書けます。

 

全体の構成を考えよう

 

本を読み終わったら、全体の構成を考えましょう。

 

いきなり原稿用紙に書くと、

 

書きながら「次は何を書こうか?」と迷ったり、

 

書きたいことがあるのに用紙が足りなくなったりするからです。

 

 

全体の構成といっても、難しくありません。

 

赤ペンを引いた文章のうち、

 

自分の経験と重ねて書きやすい部分を選びます。

 

赤ペン部分で書きやすい文章がないときは、

 

青ペンの文章で、自分の経験と重ねて書きやすい文章を選びます。

 

選んだら、自分の経験についてメモ程度に記しておきます。

 

1、話の紹介とメロスが走る理由

 

  人間不信の王様。自分のせいで親友を人質にとられる。
  王との約束を果たすために走る。

 

2、私の経験

 

  親友とケンカをして、裏切りそうになった。
  あのとき、裏切らなくてよかった。

 

3、まとめ

 

  強い自分と弱い自分がいる。
  弱い自分に負けないようにしたい。

 

原稿用紙の枚数が多くて、経験が一つでは足りなければ、

 

赤や青ペン部分をもう一つ追加してもよいです。

 

いざ、原稿用紙に書こう!

 

全体の構成が大丈夫なら、原稿用紙に向かいましょう。

 

参考までに「私の体験」部分の例を書いておきます。

 

(例) 走れメロスの場合

 

メロスは山道の中で、親友を裏切りそうになりました。

 

眠気をがまんすることができず、眠ってしまったのです。

 

そして、一瞬だけ「もうあきらめよう」と思いました。

 

私にも同じ経験があります。

 

小学生のとき、仲の良い友達とケンカをしてしまいました。

 

とてもムシャクシャして、朝から夜までずっとそのことを考えていました。

 

「もう許せない」と思い、別の友達にケンカした子の悪口を言いそうになりました。

 

しかし、あの時は言わなくて本当によかった。

 

許せない気持ちと同じくらい、「仲直りしたい。謝りたい」という気持ちもありました。

 

その子を悪く言いたい気持ち、自分も悪かったのだから仲直りしたい気持ち。

 

2つの気持ちが同時に私の中にありました。

 

結局私は、メロスと同じように弱い自分に勝つことができました。

 

 

最後は、経験をふまえての「まとめ」を書きます。

 

まとめの内容は「未来について」書くとよいでしょう。

 

本を読んで考えた事や自分の経験から、

 

「これから〜したい」 「将来は 〜でありたい」と、

 

明るいまとめにするとよいでしょう。

 

提出する前に誤字脱字のチェックを忘れずに。

 

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作者安村知倫

安村知倫

小学生で中学校教師を志す。海外で働くことが夢となり企業に就職するも、倒産して帰省。
アルバイトの家庭教師で担当した生徒の数学が49点から80点に上がった喜びから幼少の希望を思い出し、進学塾の講師になる。数年後に独立し、指導歴20年の現役進学塾経営者。上記教材も好評で、成績が上がる勉強法を全国の親子に広めて喜んでもらうことをミッション(使命)としている。

 

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著書『子どもを伸ばす親・伸ばさない親の習慣』『子どもを伸ばす親はなぜ叱らないのか』(明日香出版)

 

 

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