中学生の英語長文を攻略!
高校入試の英語には長文練習が欠かせませんね。
でも、長文が解けなくて苦戦している受験生も多い事でしょう。
ここでは中学3年生のための英語長文の解き方を紹介します。
スラッシュリーディングを知ろう!
あなたは「スラッシュリーディング」を知っていますか?
スラッシュリーディングとは、文の途中に「/(スラッシュ)」を入れて、英文を「頭から」訳していく方法です。
(例文)
I think that Ken will help me becasuse he is kind.
「私は・・・・・・彼は親切だから・・・ケンは・・・」ではなく、
I think / that Ken will help me / becasuse he is kind.
「私は思う/ケンが私を手伝ってくれる/なぜなら彼は優しいから」と「/」で切っていきます。
文全体を眺めて「え〜っと」と考えるのではなく、書いてある順番に「頭から」訳す方法です。
中学3年生は、高校入試のために長文練習が必要です。
1年生・2年生は「ふ〜ん」と理解できればOKで、実力テストなど「読んだことがない英文を読む」機会があったら、
スラッシュリーディングを試してみるとよいでしょう。
英文のどこにスラッシュを入れる?
それでは、スラッシュを入れる場所を説明します。
「コンマ」で切る。接続詞切る。この2つです。
接続詞とは、文をつないでいる単語の事です。
when (〜のとき) because (なぜなら〜)
if(もし〜なら) that (〜ということ)
上の例文をもう一度見てみましょう。
I think / that Ken will help me / becasuse he is kind.
私は思う / ケンが私を手伝ってくれる / なぜなら彼は優しいから
こんな感じです。
持っている問題集で練習してみてくださいね。
長文の内容がつかめないときは?
- 訳はできるけど、内容が分からない。
- 長文の話の要点がわからない。
- 英文全体の意味がつかめない
そんな人には、長い英文の内容をつかむ方法を紹介します。
目の前の長文をいきなり読むのではなく、先に日本語訳を見てしまうのです。
問題集の答えには「全訳」が付いているので、日本語訳を全て目を通しましょう。
※ 問いの答えは見えないように。
話の流れや書いてある内容がだいたいわかったら、今度は日本語訳を閉じて英文を読んでみましょう。
すると日本語訳を見ない時よりも英文がわかってくるはずです。
そして今度は英文と全訳を並べて、一文ずつ丁寧に見ていきましょう。
これは国語の古文、漢文にも使える方法です。
ぜひやってみてくださいね。
慣れてきたら入試過去問に挑戦!
さあ、秋が過ぎるといよいよ入試のシーズンです。
11月か12月、遅くとも冬休みには自分の地域の公立過去問を解いてください。
学校で配られる場合もあるし、配られないときは書店で買いましょう。
過去問で出題傾向が分かる
過去問を解いてみると、
- 長文が2つ出る
- 英作文が毎年出る
- 日本語で書く問題が多い
- リスニングが20点
このような出題傾向がわかります。
出題傾向がわかったら、
それに合わせて長文練習を増やしたり、
リスニングに力をいれるなど工夫します。
自分の都道府県のものは3年分はやってみましょう。
間違えた問題は何度も繰り返して解けるようにします。
余裕があれば、他の都道府県の公立高校過去問を解くとよい練習になります。
長文も同じ英文でいいので、何度も繰り返して練習しましょう。
基本英文から復習したい人は
で練習できます。