英検は中学のうちに3級は合格しよう
英検を受けたことはありますか?
中学校の学習内容を総復習したり、英語の実力を高めるのに最適な試験です。
中学校のうちに3級合格を勝ち取っておきたいです。
英語が好きな子や得意な子は準2級にチャレンジしましょう!
受験級の目安を知って、受検級を決めよう
まずは、自分の受験する級を決めましょう。
目安としては、中学1年・5級、中学2年・4級、中学3年・3級です。
3級は「中学卒業程度の英語力」となっていますので、3級は中学3年間の英文法、単語、熟語、リスニング力・英文読解力が求められます。
ご存知のとおり、3級は2次試験でスピーキングもあります。
中学生のうちに準2級を取れると、「英語ができる」「英語が得意」といえます。
準2級に合格できれば、高校進学の内申点で高評価を得られるでしょう。
英検は年に3回あります。
6月の第一回、10月の第二回、1月の第3回です。
10月の2回目で合格できるのが理想ですが、10月は4月から考えて1年の半分ちょっとですから、中学校で習っていない文法や単語も多いと思います。
とりあえず第2回に向けて勉強して、だめなら第3回を受けるのがいいかもしれませんね。
ただ、最近は受験時期を問われない新しい英検のかたちが登場しました。
年6回に受検チャンスが増えます!
英検問題集で勉強しよう!
受験級を決めて日程を確認したら、問題集を買って勉強しましょう。
問題集は書店に売っているものを1冊だけ買います。
個人的におすすめするのは「旺文社 出る順問題集」です。
実際に書店で手にとってほしいのですが、単語熟語などの問題が左、右に解答解説があるので、ものすごく見やすいです。
また、解説がていねいでわかりやすいのも特徴です。
旺文社の問題集は、昔からある定番ですね。
いろいろなメーカーから出ているので、「これだ!」と思ったものを購入するとよいでしょう。
問題集を選ぶときの注意点
問題集を選ぶときの注意点が2つあります。
1、短期完成の薄いものを選ばないこと
英語があまり得意でない人は「1週間で完成!」などのタイトルのものでは合格する実力は付きません。
じっくりしっかり勉強して合格を手にしましょう。
2、問題集をあれこれ買わないこと。
やる気十分だからといって、何冊も買う必要はありません。
問題集を1冊を2回・3回と繰り返して解きましょう。
1冊にしぼる方が自信も英語力も付きます。
英検2次試験の対策をしよう!
英検3級の1次試験に合格すると、2次試験(面接)があります。
どのような試験か内容を確認しておきましょう。
- 面接官の部屋に入室します。
- かんたんな挨拶などをします。
- 英文とイラストが書いてあるカードを受け取ります。
- カードの英文を黙読します。
- カードの英文を音読します。
- イラストと英文について3つ質問があるのでこたえます。
- カードを裏返し、さらに質問に答えます。
- カードを面接官に渡し、退室します。
これだけ見ると大変そうですが、きちんと対策すれば大丈夫です。
具体的には、「2次試験用」の問題集を買って練習します。
問題集には渡されるカードの「過去問」や「予想問題」が書いてあり、どんな質問をされるか、答え方などが詳しく載っています。
また、どんな場合に減点になるかなども書かれています。
カードを音読したり、質問に答える練習をしてみましょう。
できることなら、直前対策として中学校の英語の先生やALT(ネイティブの先生)にお願いして、本番さながらの面接をしてもらうとよいでしょう。