中学3年生の夏休み高校受験勉強法

 

中学3年生は悔いなく部活動を終えましたか?

 

上手に切り替えをして、今度は志望校合格を目指しましょう。

 

中学3年の夏休みの勉強法を紹介します。

 

 

夏休みはこれまでの復習をするチャンス

 

夏

 

「夏は高校受験天王山」といわれますが、なぜだかわかりますか?

 

天王山(てんのうざん)とは、大きな山場という意味です。

 

高校入試では、1年2年の学習範囲もたくさん出題されます。

 

3年の夏休みになると、多くの中学生は1年2年の分野をかなり忘れています。

 

夏休みは1年・2年の復習を集中的にやれる最後のチャンスだからです。

 

夏休みが過ぎるとまた新学期が始まり、一日中「新しいこと」を学び、
毎日の宿題や復習ワークが出て、1年2年範囲の復習ができません。

 

冬休みもあるにはありますが、期間が短く、高校入試は目の前。

 

時間が足りないし、入試直前の仕上げとして使いたいです。

 

ですから、この夏休みを精一杯有効に活用しましょう!

 

夏休みの一日の過ごし方を工夫しよう!

 

sukejyu-ru

 

夏休みは学校に行かなくていいので、ダラダラしやすいです。

 

人間の心は弱いので、そのまま流されて生活しないように気をつけたいです。

 

まずは、一日をメリハリのある生活にしましょう。

 

夏は暑いので、涼しい朝のうちにちゃんと起きること。

 

そして午前のうちに勉強をたくさんしてしまう方がいいです。

 

昼間は暑さが増すので休憩して、夕方と夜にまた勉強にしましょう。

 

効率よく勉強できる計画の立て方

 

勉強を効率よく集中してやるには、
計画を立てて勉強することが大切です。

 

ただ、計画は柔軟性を持たせ、完璧にこなそうと思う必要はありません。

 

計画通りに進まない事がストレスになっては意味がないからです。

 

では、計画の立て方を説明しますね。

 

まずは、一週間を24時間で区切り、
勉強できない時間を書きこみます。

 

勉強時間ではなく、勉強しない時間です。

 

例えば、睡眠時間や食事、風呂の時間、
見たいテレビ、スマホ、習い事や塾の時間。

 

※ ただし、テレビとスマホは一日合計2時間以内。

 

こんな感じです。

時間 月曜
9:00〜12:00
13:00〜15:00
15:00〜17:00
17:00〜19:00
19:00〜21:00 ご飯30分
21:00〜22:00 風呂・スマホ

 

こうやって見ると、一日のうちで多くの時間が自由時間だということがわかります。

 

好きなテレビやスマホをして、お風呂にゆっくり入っても
まだまだ時間があることがわかります。

 

だらだら勉強するくらいなら、見たいテレビを決めて
集中して遊び、集中して勉強することは可能です。

 

では、空いた時間に勉強を組み込んでいきます。

 

時間 月曜
9:00〜12:00 学校の課題
13:00〜15:00 昼食・自由
15:00〜17:00 午前でできなかった勉強1時間
17:00〜19:00
19:00〜21:00 ご飯30分・塾の宿題1時間
21:00〜22:30 風呂・スマホ

 

学校や塾の宿題をやって、遊びの時間も確保しました。

 

勉強時間は1日8時間を目標にすればいいでしょう。

 

キミも同じように1日の過ごし方を書いてみよう!

 

夏休みに何をどれだけ勉強するか決めよう!

 

内容を決める

 

くり返しますが、夏休みの勉強時間は
塾も含めて1日8時間を目安にしたいです。

 

かといって、時間にこだわり過ぎると時計ばかり見て
「早く時間が過ぎないかな〜」と、ぼんやりしてしまう子もいます。

 

そこで「やることリスト」勉強法をおススメします。

 

自分の勉強する内容(宿題や復習内容)は分かっているので、
その日や、この1週間でやることを紙に書き出していきます。

 

 

  <7月30日>

 

  数学プリント1と2

 

  英語問題集25〜27ページ

 

  社会 昨日の復習とプリント5と6

 

 

このように書き出し、やったものは黒く塗りつぶします。

 

全部やってリストがなくなると、達成感もあるのでオススメです。

 

家で自分で勉強する場合のコツ

 

家で勉強がんばる

 

夏休みに自宅で頑張るときは、勉強方法を少し工夫した方がいいです。

 

自分ひとりでやるので、やる気を維持するのが大変だからです。

 

そこで、自分の得意・不得意に合わせた勉強法を紹介します。

 

何を目指すのかハッキリさせて、やる気を維持しましょう。

 

40点〜60点くらいの教科

 

中間テストや期末テストの成績が40〜60点くらいの人は、
基礎は大丈夫で応用問題が苦手なのでしょう。

 

応用を頑張りたい気持ちはわかりますが、基礎の振り返りを優先します。

 

夏休みの宿題やプリントも基礎を徹底して繰り返し
実力の維持と底上げをしたいところです。

 

忘れていることも多いでしょうし、応用問題や入試問題は後回しで構いません。

 

基本問題や標準問題だけをマスターするつもりで勉強してください。

 

80点以上の得意教科

 

定期テストで80点以上を取れてる教科は、
基礎の確認と応用問題もどんどんチャレンジすべきです。

 

夏休みは高校入試問題に少しずつ触れる良い機会です。

 

基本をおろそかにせず、難しい問題にチャレンジしましょう。

 

できなくても、「経験」と割り切って大丈夫です。

 

復習するときのコツ

 

成績に関係ない、復習のコツを紹介します。

 

それは数分でいいから前日の復習時間を必ずとるということです。

 

何かを暗記したり、問題の解き方を覚えるときは、
なるべく間をあけずに復習すると効率的に覚えられるからです。

 

昨日の間違えた問題や覚えられなかったことを
次の日に簡単に復習してから今日の勉強を始めるといいです。

 

夏休みから塾へ通う場合

 

塾で習う

 

夏休みに塾に行く中学3年生は多いと思います。

 

自宅で自分で頑張れるのが理想ですが、

 

  • 質問があっても誰も答えてくれない。
  • どうしてもやる気が続かない。
  • 競争したり励ましてくれる人がいない。

 

このような理由で
家では勉強が進まない子もいるでしょう。

 

友達と競争しながら勉強したい人は、集団塾がいいでしょう。

 

自分のわからないことを聞きたい人は、個別指導が向いています。

 

塾の形態はいろいろありますが、
私の考える良い塾の条件は以下の通りです。

 

  • 自分がわからないことを質問して解決できる。
  • 理解できた・できるようになったと実感できる。
  • 静かで快適な自習室がある。

 

せっかく通って高いお金も払ったのに成績が下がった・・。

 

そんなこともあるので、塾選びは慎重にしたいですね。

 

以上、高校受験生の夏休み勉強法でした。

 

充実した夏休みを過ごして、志望校に合格しましょう!

 

応援しています!

 

 

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