進学する高校が決まった。高校1年の準備は?
高校受験の合格発表が終わって、しばらく羽を伸ばして遊んだら、高校1年生の準備をしたいですね。
中学校と高校の違いや春休みにしておきたいことを紹介します。
1、春休みは高校から宿題が
3月の公立高校の合格発表が終わると、お子さんの進学先が決定すると思います。
私立高校の推薦や専願の子はもっと早い2月中旬で決まっていますね。
入学オリエンテーション(仮入学)では教科書配布や制服採寸に加え、春休みの宿題が出ます。
中堅進学校は中学校の復習が中心、上位進学校は高校の予習の宿題が出ます。
受験を終えて羽根を伸ばしている塾生たちには言わないようにしてきましたが・・・。
彼らが解放感に浸れる春休みは高校の仮入学までです。
2、高校では数英の予習は必須
高校の教科書が配られたら、中身に目を通しておきましょう。
高校の授業は、中学の2倍〜3倍のスピードで進みます。
義務教育でないので、手取り足取りの指導はなく、自分でどんどん学ぶ必要があります。
中学のように受け身で授業にのぞむと1学期のうちにわからなくなります。
ですから、授業についていくのに数学英語の毎日の予習が必須です。
市販の教科書ガイドや進学先で渡される(またはお勧めされる)参考書で予習をしてから授業にのぞみましょう。
もちろん、毎日の復習も必要です。
3、高校1年で塾は必要?
高校受験まで通っていた塾を続けようか迷っている方もいるでしょう。
大学受験は対象が全国になります。
専門性も多岐にわたります。
第一に、文系か理系かの選択があります。
高校受験が終わったばかりで、大学受験を考えるのは難しいことでしょう。
ですから今は、高校生活に慣れて予習復習の勉強習慣と勉強時間を維持することだけに集中するのがよいでしょう。
塾が必要になるとすれば、
- 自分だけでは勉強習慣が維持できない
- 予習復習してみたけどサッパリわからない
- 志望校が決まってナビゲーターがほしい
などが理由となるでしょう。
高校の授業は科目数が増えるため、大学受験は高校受験より細かい個別の対応が必要になります。
また、最初に少なくとも
- 国公立へ行きたい・進学させたい
- 私立なら自宅から通える範囲で
- 短大か4年制か専門学校か
本人の希望や親のできることを話し合い、おおまかな家族の方針を決めましょう。
何も決まっていないときは、お父さん・お母さんの経験を伝え、お子さんと一緒に考えましょう。
何も決まらないときは、「ネットで地元大学調べ」も面白いです。
知らなかったことがわかったり、刺激になることが多いです。
お子さんの楽しく充実した高校生活を願っています。