中学生の漢検勉強法を紹介します
漢検を受けるのは初めてでしょうか?
迷っているなら、ぜひ受検することをおススメします。
漢字検定を受けることは、メリットしかありません。
- 漢字を覚えられる
- 語彙力がつく
- 基礎学力が上がる
- 合格する喜びを味わえる
- 高校入試内申に加点
もちろん、漢字や四字熟語をよく知っていることは社会に出たときに役立つことは言うまでもありません。
それでは「漢検の勉強法」を紹介します。
漢検の勉強 受検級を決めよう
初めて漢検を受ける人は、一応の目安を覚えておきましょう。
<受検級の目安>
中1 = 5級 中2 = 4級 中3 = 3級
このような基準と考えてください。
もしあなたが中学1年生で漢字が苦手なら、6級からスタートでもOKです。
1年生は必ず5級と決まっているわけではありません。
自信がない人は基準よりも一つ下から始めればよいし、漢字が得意な人は基準よりも一つ上に挑戦してもいいです。
決められない場合は、書店に行って問題集を手にとってみましょう。
少し中身を見て、「これは難しい!全然わからない・・」と感じたら1つ下。
「まあまあわかるな」と感じたら、その級です。
「これは簡単」なら、一つ上の級の問題集も少し読んでみましょう。
問題集を選ぼう!
受検級が決まったら、問題集を買いましょう。
いろいろな種類があって迷うかもしれませんが、「○○問題集」と書かれたオーソドックスなものがいいです。
「分野別」は自分の苦手がはっきりしている人向けで、「過去問」は最後の仕上げ用です。
小さなハンディタイプもありますが、バスや電車通学の人がすきま時間に見るものです。
やはり漢字は書かないと覚えないので、普通の大きさのものを買いましょう。
「○○日で合格!」などと書かれた、短期学習のものはオススメしません。
もちろん合格することが目標でモチベーションにもなるでしょう。
しかし、将来の高校入試や大人になるために必要な勉強でもあるので、あまりに薄い問題集は手を出さない方がよいです。
計画を立てて勉強しよう!
問題集が決まったら、勉強計画を立てましょう。
できれば2ヶ月くらい前から勉強を始めたいです。
中学生なら定期テストもあるでしょうし、テスト一週間前はテスト勉強に集中する方がいいです。
漢検当日までにテストがある人は、テスト期間を除いて計画を立てるようにしましょう。
1、問題集の目次を見て、何単元あるか数える
全部で30ステップとか、25レッスンとか、問題集によって数え方は違いますが、全部でどれだけの学習量があるか見ておきます。
2、単元数を勉強できる週の数で割ります
30単元あって、試験まで6週間あれば、30÷6=5です。
つまり子の場合は、一週間に5単元勉強すればOKです。
3、予備の日をつくっておく
「一週間に○○単元」と計画を立てたら、予備の日を作っておきましょう。
例えば、日曜日は計画通りにできなかった分をやる日と決めます。
余裕のない計画だと、計画通りできなかったときにストレスになるからです。
中間・期末テストの計画の立て方はこちらで紹介しています。
テスト勉強も余裕のある計画を立てて、点数アップを目指します。
問題集の進め方は?
問題集の進め方を紹介します。
問題集をやるときは、必ずノートに答えを書きます。
問題集を開いて、答えだけをノートに書けばOKです。
○付けをして、間違えた問題にチェックを入れておきましょう。
ここからがポイントです。
次に勉強する時に、まず前回の間違えた問題の復習をします。
チェックの入った問題をもう一度やってみるのです。
今回正解できたら二重丸にして、また間違えたら大きく×を書いておきましょう。
それからあらためて、今回の勉強をするようにしましょう。
とても大切な部分なので、もう一度繰り返します。
間違えた問題をそのままにせず、反復練習をします。
これはテスト勉強をするときのコツと同じで、とても大切です。
反復は、なるべく間隔をあけないでやるのが効果的なので、今回の勉強を始める前にやってしまいます。
このように勉強して問題集を1冊やればかなり合格率は高まるでしょう。
試験直前の勉強は?
問題集を一通りやったら直前は過去問をやってみます。
3回分ほどやれば十分でしょう。
できれば、本番と同じ大きさの解答用紙で、時間をはかってやってみると良いと思います。
おそらく本番の試験でも時間は余るので、見直しを2回やって終わりとしましょう。
もし余裕があれば、自分の苦手分野を克服しましょう。
苦手を見つけるために過去問をやるのは高校入試と同じです。
人によって、四字熟語が苦手、漢字の構成が苦手、へんやつくりが苦手な人もいるでしょう。
そんなときは「分野別問題集」を購入して、自分の苦手なところだけを集中してやるのがよいでしょう。