入試過去問は12月〜冬休み前にやろう
高校入試では、必ず過去問練習をしておきたいですね。
では、いつごろ何年分をやってみるといいでしょうか?
過去の入試問題は直前になる前に解いてみよう。
11月末〜12月上旬の期末テストが終ったら、いよいよ受験も追い込みの時期ですね。
そろそろ入試問題を解いておきたいところです。
中学校の実力テストや模試などもあり、忙しいとは思いますが、冬休み前に2年分は解くことをオススメします。
なぜ、冬休みの前に解いてみるのがよいか?
さらに、なぜ過去の問題を解いておくのか?を確認しましょう。
過去問は志望高校の傾向と対策を知る手段
私立は各高校によって、公立は地域によって入試問題が大きく違います。
例えば、東京だと記号で答える問題が非常に多いです。
一方、私の石川県は記号問題はほとんどなく、自分で答えを記述する問題がほとんどです。
そのうち文章記述が100点のうち50点以上だったりします。
英語にしても、リスニングのあるなし、英作文のパターン、長文読解の量など、はっきりとした特徴があります。
過去問をやらずに本番を迎えるのは無謀で、地図も持たずに知らない土地に出かけるようなものです。
そして「敵を知り、己(おのれ)知れば百戦危うからず」です。
戦うべき敵の特徴をよく知っておき、作戦を練ります。
そうすれば、合格を勝ち取りやすくなります。
過去何年分を解けばいい?
私のオススメは4年分です。
2年間分は「敵と己を知る」ために使いましょう。
繰り返しますが、冬休み前がよいでしょう。
2年分は時間を計らずに、自分のペースでじっくり取り組みます。
自分で採点し、作文などは学校の先生に添削してもらいましょう。
2年間分をやってみれば志望高の特徴を知ることができます。
なかでも、正解しなかった問題が出てくることでしょう。
正解したこと、正解できなかったことが「己」です。
冬休みに苦手を徹底的に練習しよう。
「己」の弱点が冬休みの課題となります。
理科や社会、数学はできていない分野を洗い出し、教科書レベルの確認から始めます。
まだ間に合うので、焦らずに基礎から復習しましょう。
ただし、まだ中学校で習っていないところは除きます。
あと2年分は冬休み中か、冬休み明けに「時間を計って」やります。
時間自由でやるのとは緊張感が違うことでしょう。
それが本番に向けての良い練習になるのです。
まだ過去問を手にとってもいない場合は、冬休み前にトライしてみることをオススメします。
受けてきた模試の復習もしよう
高校受験生なら、校外模試を何回か受けてきたと思います。
模試の問題は地域の入試に合わせて作られているので、最後の復習をするのに最適です。
正解できた問題も含めて、解きなおしをしておきましょう。
今まで解けなかった問題が解けると自信がつきますよ。
学力は春までにまだまだ伸びます。
体調に気をつけてがんばってください!