塾に通わずに高校受験を成功させる!
- 塾は行きたくない
- 自分で勉強するほうがいい
- 送り迎えができない
- スポーツクラブで塾の時間がない
- 経済的な理由で行かせられない
塾に通わない理由は人それぞれあります。
また、塾に通わないといけない理由もありません。
塾に行かずに高校受験に合格する方法を紹介します。
中学3年生の通塾率は65%程度
こちらは文部科学省による「2020年度 子どもの学校外の学習活動」の資料です。
中学3年生の塾に通っている割合は65.2%にすぎません。
3人に2人ですから、思ったより低いのではないでしょうか。
逆に言えば、3人に1人は塾に通っていないということです。
自分で頑張っている子もけっこういますね。
進研ゼミやZ会などの通信添削教材が15%で、家庭教師が6.8%です。
この子たちは家で勉強を頑張っている子です。
塾に行かないメリット
塾に行かない子は、理由があって通っていません。
自宅で自分でするメリットをあげていきましょう。
最初にわかりやすい塾費用について。
塾の費用は結構高いうえに、夏期講習や冬期講習、合格特訓などもあります。
地方の中学3年生の塾の月謝は2万円〜3万円です。
(都市部はもう少し上がると思われます)
半年で18万円、1年間なら36万円の費用節約になります。
ちなみに通信教材は1か月8000円くらいですから、家計の面ではとても助かるのではないでしょうか。
また自分のペースで勉強できるのも家庭学習のメリットです。
塾は独自教材が配られて、宿題が出ます。
塾の宿題に追われて学校の課題が後回しになることもあるでしょう。
中学校の課題が未提出で内申点が下がっては、本末転倒です。
高校入試の内申の影響についてはこちらに書きました。
自分で勉強すれば、自分に必要な勉強を判断して実行できる自由があります。
塾に行かないデメリット
一方、学習塾に行かないデメリットを3つあげておきます。
1,自分の強い意志が必要なこと。
今は80%以上の中3生はスマホを持っています。
スマホやタブレットなどネット関連の誘惑が強力です。
無料動画を観ると、次から次へどんどん観たくなりますよね?
これらの誘惑に勝つのはなかなか大変です。
「自分は●●高校に合格したい!」というモチベーションや、日々の勉強をする我慢して続ける意志の強さが求められるでしょう。
その点、塾で勉強している時間はスマホを触ることはありません。
また勉強のわからないところは自分で解決しなくてはいけません。
塾なら担当の先生に聞けばいいですが、学校の先生や友達に質問する必要があります。
中学校の先生はけっこう忙しいので、タイミングをはかって職員室にいくのも大変です。
最後に、自分の力で勉強するのはちょっと孤独です。
塾はいっしょに勉強する仲間やライバルが集まりますが、自宅で一人で勉強するのは孤独を感じるでしょう。
ただ、自分一人の方が集中してできる子もいます。
家での勉強は集中力が続かない子はこちらを参考にしてくださいね。
塾へ行っていない子も少なくないですから、工夫が大切です。
分からない問題を自分で解決する方法
学習塾に通わないデメリットをあげてきましたが、それぞれ解決法がありますので紹介します。
わからない問題を解決する方法として3つの手段があります。
- 友達に聞く
- 問題集・参考書を読む
- ネット動画を観る
中学生は学校の先生より友達の方が質問しやすいですね。
仲の良い友達に質問してわからないことをなくしましょう。
また、最近は問題集や参考書も分かりやすいものが多いです。
基礎から始められるものや発展問題ばかりのものもあります。
自分に合ったものをものを選べば、わからないことも理解できます。
最後に、インターネットの無料動画もおススメです。
You tubeなどで検索すると、中学生向けの無料授業がたくさんあります。
無料動画で全部解決できるわけではありませんが、わからない単元の授業を聞いてみるといいでしょう。
中学生向けの無料勉強動画はこちらに紹介していますので、観てみるといいですね。
意志を強く保つ方法
- 志望高校に合格する!
- 毎日3時間勉強する!
- 苦手な理科を克服する!
自分の意志の力だけで、これらの気持ちを持ち続けるのは大変です。
どうしても「やっぱり無理だ・・」などと弱い自分が顔を出すでしょう。
そこで仲間(ライバル)をつくることをおススメします。
クラスの中に、同じ高校を目指す友達はいませんか?
その子を仲間と思って競争するといいですね。
問題を出し合ったり、教えあったりできます。
模試の成績を比べて励ましあうこともできます。
孤独ではなくなり、モチベーションも保ちやすいです。
ぜひ仲間をつくって、一緒に合格してくださいね!