高校受験社会の勉強のやり方は?問題集も紹介
社会は暗記の科目ですが、最近は記述も増えましたね。
資料を読み取る問題も多くなっています。
高校入試対策「暗記・資料・記述」の社会勉強法と問題集を紹介します。
高校受験社会の暗記法
社会は大部分が暗記の教科です。
記述問題もありますが、記述に答えるには基礎知識が必要ですよね?
暗記が苦手な人に、社会の暗記のコツを紹介します。
基礎用語をしっかりと覚える
暗記をするときのコツは、一度に全部覚えようとしないことです。
細かいところまで一度に全部覚えようとすると、途中で挫折したり、時間が足りなくなったりします。
最初は教科書の太字の用語だけを覚えれば大丈夫です。
また、用語の意味を理解しておくことも大切です。
意味も分からずに覚えても意味がないですよね?
理科と同様に『旺文社 中学社会用語集』は持っておきましょう。
問題集は3回やろう!
おススメの問題集は『学研 ニューコース』です。
1回で覚えられないのは普通のことなので入試までに3回以上は繰り返して覚えましょう。
中学校の実力テストや校外模試を受けたら、自分の苦手な分野が分かると思います。
その苦手部分を集中して繰り返すのもいいでしょう。
最初は一問一答から勉強スタート
社会が苦手でなかなか点数が取れない人は一問一答の問題集を反復して解きましょう。
覚えていたら正解できる用語の問題ですね。
用語の意味を用語集で確認しながら、一つ一つ確実に暗記していきましょう。
各分野の基本問題や問題集の巻末に一問一答の特集があると思います。
覚えるときのコツは
歴史は時代・人物・出来事
地理は場所・地名・特徴
公民は用語・意味・役割
をセットで暗記するように心がけましょう。
社会が苦手な人の問題集
- 小学校から歴史が苦手・・
- 歴史の流れがわからない・・
- 基本からもう一度復習したい・・
このような受験生には『中学歴史をひとつひとつわかりやすく』をおススメします。
イラストもたくさんあって、面白く勉強することができます。
社会が苦手な中学3年生にとって高校受験勉強のはじめの一歩として最適です。
覚えられない時だけノートまとめ
テスト前などに「まとめノート」をつくっている中学生がいます。
まとめることは悪いことではありませんがまとめるよりも問題を解く方が覚えられます。
だから、3回繰り返しても覚えられない時だけ、「まとめ」をするのがいいでしょう。
「つながり」でまとめて覚えよう
まとめノートを作るときは、知識のつながりを意識しましょう。
豊臣秀吉を例にします。
人物:豊臣秀吉
時代:安土桃山時代
したこと:太閤検地・刀狩
目的:兵農分離
このように、資料と人物・できごと・したことなどを「つながり」としてまとめていくのがいいでしょう。
つながりで暗記するほうが覚えやすく、忘れにくいからです。
社会が平均以上の子は資料の読み取りと記述問題
安定的な成績でも「もうひと伸ばし」したい受験生は、
資料の読み取り問題や記述問題に力を注ぎましょう。
歴史は人物画、絵画資料や建築物、条約や条例の資料。
公民は日本国憲法前文、内閣組織や三権分立の図、
国や地方の歳入歳出グラフなど。
教科書を見ながら、資料とポイントを整理していきましょう。
また、社会で高得点を取るには、記述問題の練習は欠かせません。
模範解答を見ながらポイントをおさえ、覚えていきましょう。
自分の手で書いてみることで、要点となる用語を復習していきましょう。
これらも、問題集の巻末に資料問題の特集があると思います。
記述問題の勉強法
具体的な対策としては、教科書の細かいところも読むこと。
記述式は、教科書に書かれていることを答えるのが半分くらいです。
教科書は中学での勉強の原点ですから、大事にしましょう。
もう一つは、学校のワークや市販の問題集で練習すること。
最近は記述問題集も販売されているので、購入してもいいでしょう。
上の画像は『秀英予備校 記述問題のコツ シリーズ』です。
書店やアマゾンで探してみてくださいね。
社会の偏差値60以上の受験生は総合演習
可能なら「全国高校入試問題正解(旺文社)」にチャレンジしましょう。
47都道府県の問題と正解が掲載されているので、かなりの知識量を得ることができます。
ただし、残りの日数を考えて取り組むか決めてください。
日数があまりないときは、地元の入試過去問だけで十分です。
歴史地理公民の教科書を読みこもう
頭の中の基本知識をを整理していくために、教科書をじっくり読むことは大切です
以前はわからなかったことも、3年生になって分かることも多いからです。
歴史の流れがわかり、基本用語もおさらいできます。
資料や記述問題の知識も取り入れられるでしょう。
「社会の勉強の原点は教科書」ということを忘れずにいましょう。
ぜひ志望校に合格してくださいね!
応援しています!