高校受験の勉強は計画を立てて実行しよう!
3年生は高校受験の1年間の流れをつかんで、
計画的に勉強したいですね。
先の見えない暗闇を進むのではなく、
1年後の合格から逆算して勉強しましょう。
いつの時期に何をすればよいかを理解しておくことが大切です。
受験生と親御さんは参考にしてください。
1、7月までは部活との両立しよう
中間テストや実力テストもあると思います
6月には部活動の県体予選がありますね。
受験のことも気になるでしょうが、部活動は
6月〜7月の最後の大会まで全力で頑張りましょう。
悔いなくやり切った方が受検勉強への切り替えもうまくいくからです。
勉強と部活動の両立を目標にがんばりましょう。
ただし、1学期中間・期末テストの勉強もしっかりと。
理由は、2学期につながる重要単元も多いことがひとつ。
また、中学3年生の成績は内申書の成績に大きくかかわるからです。
チャンスがあれば、生徒会活動やボランティアにも参加しましょう。
英検3級も5月末の第一回で取得しておきたいです。
2、夏休みは塾の夏期講習に参加しよう
夏休みに家で一人で勉強するのは難しいです。
できるでけ、学習塾の夏期講習に参加して、
基礎の復習を徹底してやりましょう。
1年生・2年生の学習内容は
思った以上に忘れてしまっているからです。
「覚えているはず・できるはず」があてになりません。
中1の最初の内容から習ったところまで復習がベストです。
勉強習慣を作ってしまおう
受験には「気持ち」はとても大事ですが、
気持ちよりも勉強の習慣がとても大切です。
決まった時間に塾に通って勉強することは、
秋以降に勉強を続けるのに役立ちます。
また、塾は勉強する空気を皆で共有できるのもメリットです。
一人でやるよりも、みんながいるほうが頑張れます。
他の子の姿は刺激になり、やる気も出ると思います。
ただし、お子さんの学力レベルに合った塾に行きましょう。
一斉授業の塾は、偏差値60以上の子が適しています。
クラスで少なくとも10番以内の上位の子ですね。
他の子は個別指導がいいでしょう。
成績が中くらいの子や平均に届かない子は、
わからないことを質問しやすい環境が必要です。
塾の選び方はとても重要です。
両者に共通して、自習室を使えるところを選んでください。
秋からも通うことを考えると、
自習室に毎日行けると便利だからです。
1年・2年内容に復習をしながら、
志望高校をしぼっておきたいです。
体験入学やオープンキャンパスに積極的に参加し、
高校の授業や部活動を肌で感じておきましょう。
3、秋から実践の経験を積もう
夏休みに基礎の復習を終えたら、
9月からは応用や実戦練習を増やしましょう。
公立高校レベルの入試問題にチャレンジしたいです。
9月は部活動を引退しているので、
部活動をしていた夕方の時間を有効活用したいです。
平日3時間、土日6時間以上が目安です。
でも、学校から帰ったら、ひと休みしたいですよね。
そこで、帰宅して寝る(仮眠)か、
少しガマンして塾の自習室に直行しましょう。
休むか勉強のどちらかにして、
夕方にダラダラしないようにするようにしたいです。
スマホは時間を決めて楽しもう
ほとんどの中学3年生は自分のスマホを持っていると思います。
でも、勉強の集中の邪魔にならないようにしましょう。
動画やLINEなどはどうしても観てしまうので、
スマホを触っていい時間を決めたいですね。
目の届くところにあると気になるのが人情ですから、
勉強中は別の部屋に置いておくなど工夫しましょう。
また、寝る直前にスマホを見るのは避けましょう。
ブルーライトで脳が覚醒して眠りの質が落ち、
疲れが取れにくくなったり、ストレスの原因になります。
この時期は、校外模試も積極的に受けたいですね。
中学校内だけでなく、客観的な学力を知るためです。
中学校でも3者面談の回数が増え、
受験校も具体的になっていくでしょう。
学力は直前ほど伸びますので、
1回1回の模試の判定に一喜一憂せずに
諦めず努力を続けることが大切です。
1年を通じて大切なことは?
高校受験の1年の流れを見てきました。
その時期で計画を立てながら、実行していきましょう。
計画通りにいかないときもあるでしょうが、
そのつど修正していけばOKです。
変化する状況にあわせる柔軟性も大事です。
最後に、1年を通じて家族みんなが仲良く過ごしてください。
j模試の成績のことや志望校のことで
親子ともにストレスがたまるのが高校受験です。
ギクシャクしたり不安のぶつけ合いになることもあると思います。
そんなときこそ、お互いに落ち着いて話し合いましょう。
家族みんなで乗りこえる気持ちをもって
時期に応じてやるべきことをしっかりやることが大切です。