中学生の実力テスト勉強の問題集
実力テストの勉強はしていますか？
何をしていいか分からない人も、できるだけの対策をしておきたいですね。
実力テストと定期テストの違いと対策問題集を紹介します。
実力テストテスト前に何をしていいかわからない中学生はこちらの動画から。
実力テストで点数が下がる理由と対策は？
中間や期末テストでは成績が良いのに、実力テストでは成績が下がる・・
実力テストに向けて何を勉強すればいいかわからない・・
このような悩みを持っている中学生と親はとても多いです。
まず、成績が下がる理由をハッキリさせて対策を考えましょう。
実力テストで点数が取れない理由は２つあります。
１、範囲が広いから
３年生の実力テストは、１年・２年生の範囲も出題されます。
中間・期末テストの狭い範囲に慣れてしまっているので、何を勉強していいかわからないという理由があります。
結局、何もしないでテストを受ける子も多いですね。
２、応用問題が多く出題されるから
実力テストでは、基本問題の割合が少なくなり、応用がほとんどといってよいでしょう。
数学の教科書で言えば、章末問題程度の問題です。
理科社会の記述問題の出題も多く、空欄が出始めます。
国語は、初めて読む文章の読解が中心です。
こうなると、普段のテストでは７０点くらいで中位の子でも５０点くらいに落ち込んでしまうのが当たり前でしょう。
中学生の実力テストの勉強法は？
できるだけ点数を下げないためには、何をすればいいでしょうか？
実力テスト対策の具体的な勉強法はこちらに書きましたので、参考にしてくださいね。
要点だけを書いておくと
- 過去のテストを見なおしてみる
- 問題集の目次を見る
- 苦手な分野をしぼる
- 克服したい単元を決める
- 単元の基本問題だけやる
このような流れで勉強していきましょう。
実力どころか中間や期末テストの勉強法を教えて欲しいという中学生はこちらを読んでください。
実力テスト用にはどんな問題集がいいのか？
では、実力テスト対策としてどんな問題集をやればよいでしょうか。
５科目を紹介しますので、よければ参考にしてください。
国語
くもんの「高校入試 中学国語総復習」
くもんと言えば、小学生が通う算数英語の基礎教室といったイメージかもしれません。
しかし、市販問題集が非常に優れています。
「高校入試」と書いてありますが、中学１年生が始めてもＯＫです。
単元が細かく分かれ、その単元も 基本→ 発展 → 完成の３部構成。
一つの問題文が長すぎないので、飽きずに取り組めます。
もちろん、解答解説がていねいで詳しいです。
上の画像は国語が苦手な中学生用の「基礎編」。実戦編もあります。
それより中間期末テストの国語勉強法が知りたい人はこちらを読んでみてください。
英語
英語は学力差が大きくなりやすい科目です。
英語が苦手で困っている人は、英語勉強のコツも参考にしてください。
学年や自分の学力に応じた問題集選びたいものです。
基礎からじっくりやり直したい中学生は、やさしく学ぶ「英語リピートプリント」をすすめます。
英語は日本語と語順が違っています。
この語順が理解できないままだと、ずっと英語はわかりません。
基本英文をたくさん書いて練習して、英語の基本語順を身につけるワークです。
中学２年生でも、１年生から始めることをオススメします。
今の実力をさらにあげたい中学生は英検問題集をおすすめします。
定期テストで７０点〜８０点の得点がある人が目安です。
中学１年生は５級か４級、中学２年生は４級や３級、３年生は３級や準２級がいいでしょう。
もちろん、合格すれば高校入試内申点のアップにつながります。
英検３級の勉強の仕方はこちらに書きましたので、参考にしてくださいね。
学校で習っていない単語や熟語も少し出てきますが、実力をつけるのに語句を増やすのは必要なことです。
英検問題集で単語数を増やし、長文読解にも慣れていきましょう。
理科・社会
テストの点数や学力に合わせて問題集を選びましょう。
苦手な人は、中学校で配られているもので大丈夫です。
理科や社会で苦手な単元がある場合は、まず教科書です。
理科社会は、教科書が一番の参考書と考えてください。
新しく問題集を買わずに、学校のワークを優先して反復練習しましょう。
学校のものが８０％以上理解できて正解したら、次の問題集を考えましょう。
理科の勉強のコツはこちらに書きましたので、苦手な人は参考にしてください。
理科社会の基礎を確かめ、実力をつけたい中学生
くもんの「中学基礎固め１００％」理科をおすすめします。
基礎固めと書いてありますが、基礎だけではありません。
基本チェック → 基本ドリル → 練習ドリル → 発展ドリルの４部構成になっています。
くもんが得意なスモールステップ方式で、無理なく実力が付けられます。
成績下位のお子さんも書店で手にとって検討してください。
くり返し復習すれば、かなりの実力が付きます。
社会を繰り返し勉強しても暗記できない人は社会の勉強法を参考にしてください。
数学
数学も、基礎からやりたい人と実力を伸ばしたい人の２種類を紹介します。
基礎からしっかり学ぶなら公文の「中学基礎がため１００％ 数学」がいいでしょう。
くもんのこのシリーズはとてもいいですね。
例えば「図形編」のように、苦手な分野を選んで購入できます。
小学生のときから算数が苦手でも、これなら取り組めると思います。
中位の人は学研のニューコース
中間・期末で７０点程度の成績の人は、ニューコースがよいでしょう。
基礎力を確かめ養うステップ１、実力をつけるステップ２の構成です。
入試問題にチャレンジコーナーもあるので、上位の子にも良いです。
とくに苦手な単元を選び、克服するのにもぴったりです。
それでは、実力テスト用問題集の紹介を終わります。
次の休みの日に書店で探してみてくださいね。
