中学生が勉強に集中できる場所は?
テスト前なのに部屋では勉強に集中できない!
こんなふうに悩んでいませんか?
たしかに自分の部屋はリラックスできますが、スマホやゲームの誘惑もあって、なかなか勉強が進まないかもしれませんね。
では、他の子はどこで勉強しているのでしょうか?
一番集中して勉強できる場所はどこでしょうか?
みんなどこで勉強しているの?
まずは、中学生はどこで勉強しているか?調査結果です。
子どもが放課後や休日に、どこで勉強をすることが多いかをきいたところ、「自宅の自室」(62.5%)が最も高くなり、「自宅のリビング」(47.7%)が続きました。自分の部屋や、家族のいるリビングで勉強をしている人が多いようです。次いで高くなったのは、「塾の自習室」(11.7%)、「学校の教室」(6.0%)、「友達の家」「地域の図書館」(いずれも4.5%)でした。学年別にみると、「塾の自習室」は上の学年ほど高くなる傾向がみられ、3年生では17.0%となりました。
2023 学研・中学生の日常生活・学習に関する調査より引用
放課後や休日に勉強することが多い場所は
1位が「自宅の自室」2位が「自宅のリビング」です。
3年生では「塾の自習室」が高い傾向があります。
勉強場所によるメリット・デメリット
調査による代表的な勉強場所は次のとおりです。
- 自宅の自室
- 自宅のリビング
- 塾の自習室
- 学校の教室
- 図書館
それぞれメリットとデメリットがあるので、順にみていきましょう。
自宅の自室
自宅の自分の部屋は落ち着きますよね?
それに机に向かうことができれば、いつでも参考書を開くことができます。
集中できるBGMを聞きながら勉強することもできます。
一番よいところは、リラックスして自分のペースで勉強できることでしょうか。
一方、スマホやゲームの誘惑が多いのも事実です。
ベッドがあれば、すぐに横になれたりします。
リラックスできる代わりに自由度が高いため、集中できない人も多いです。
スマホとの上手な付き合い方はこちら
個人的にはあまりオススメはできません。
自宅のリビング
自宅のリビング勉強はおススメです。
中学生なら、家族の存在を確認しながら勉強できるのはよいと思うからです。
また、完全な静寂(せいじゃく)より、生活音がある方が集中できると思います。
ただし、リビング勉強は家族の協力が必要ですね。
まずテレビを消してもらわなければなりません。(ながら勉強がダメな理由はこちら)
小学生の妹や弟がいる場合は、静かに過ごしてもらわなくてはいけません。
勉強できる時間帯が限定されるかもしれませんね。
塾の自習室
個人的には塾の自習室が一番おススメです。
私の塾でも「自習室あってよかった」と行ってくれる生徒が多いです。
自習室に来れば勉強道具がそろっていて、勉強するしかない環境ですね。
もちろんゲームやテレビの誘惑はないので、集中できます。
また、塾の最大のメリットは、他の子も頑張っているので「自分もがんばろう!」という気持ちになれることでしょう。
塾の講師の先生がいたら、質問もできます。
デメリットがあるとすれば、塾に通うお金がかかることですね。
週1回の通塾だけで毎日自習室を使えるとベストでしょうか。
自習室だけのスペースレンタルも増えているので、探してみましょう。
学校の教室
放課後、学校に残って勉強できるなら、教室は集中しやすい環境といえます。
学校ですから、職員室に行けばすぐに質問できますね。
気の合う友達と一緒なら、勉強しやすいかと思います。
ただし、友達とおしゃべりをしてしまうかもしれません。
最初は勉強していても、雑談で盛り上げらないよう自分たちで気を付けなければなりませんね。
また、18:00くらいには学校は閉じてしまいます。
図書館
図書館は周囲がとても静かなので、勉強に集中しやすいですね。
高校生や他の中学校の生徒も勉強しにきているでしょう。
少し緊張感がある環境で、勉強がはかどると思います。
デメリットは、席を確保するのが大変なこと。
自習室は予約制の場合もあるようです。
予約でないときは早めに行って席を取る必要があります。
- 自宅の部屋
- 自宅リビング
- 塾の自習室
- 学校の教室
- 図書館
中学生が集中できる勉強場所まとめ
・リラックスできるけど、スマホなど誘惑も多い
・落ち着いてできるけど、家族の協力が必要
・確実に集中できるが、費用がかかる
・先生に質問できるが、夕方まで
・集中できるが、席を取るのが大変
それぞれメリットデメリットがあるので、自分に合った勉強場所を探しましょう。
気分転換をかねて場所を変えていくのも一つの方法だと思います。