中学1年生の最初の1学期中間テスト勉強方法
中学生になって1か月ほどでしょうか。
新しい生活に慣れましたか?
5月には部活動もスタートし、忙しくなってきます。
5月の後半に最初の中間テストがあります。
小学校のテストとは全然違うので注意していないと、中1ギャップにおそわれますよ。
中学最初の1学期中間テストの勉強の仕方とアドバイスです。
2学期制の子は前期中間テストですね。
最初のテストの成績ですべて決まる!?
- 授業についていけてるだろうか?
- ちゃんと勉強できるだろうか?
- やり方はこれでいいのだろうか?
- 問題集は買った方がいいのかな?
- テスト問題は難しいかな?
- 塾へ行った方がいいかな?
親御さんはいろいろな悩みがあるかと思います。
お子さんも最初のテストで緊張しているかと思います。
実は中学1年の最初のテストが一番大事と知っていましたか?
中学1年の1学期のテストはとても大切です。
なぜなら、中学の最初のテストで成績が良ければ、「けっこうできた!中学でも頑張ろう!」と思えるからです。
逆に最初があまり良くないと、「成績悪い・・お先真っ暗だ・・・」と自信を失うからです。
1学期中間テストは「ぼくは勉強できる!」と思うか、「ぼくはバカだ・・」と思うかの分かれ道です。
つまりお子さんは最初のテストで自分の学力レベルを決めてしまうのです。
だから、中学最初のテストはとても大切です。
では、中学1年の中間テストの目標は何点にすればいいでしょうか?
中学で良い成績とは5教科合計400点以上(500点満点)を指すと考えてください。
1教科平均80点ということですね。
小学生のうちは80点はふつうの点数ですが、中学校は80点で優秀な成績となります。
2学期以降のテストでも400点以上を取り続けることが出来たら、クラスの上位で偏差値57〜60くらいと考えていいでしょう。
学校の実力テストで400点以上を取れたら、偏差値60以上はあるでしょう。
中学2年・3年の実力テストで400点なら、県内のトップ校を目指せます。
具体的なテスト勉強法
お子さんの中学生活を決めるほど大事な初めてのテスト。
家庭でできる勉強のやり方を紹介しますので、参考になさってください。
塾へ行かせようか迷っている親御さんも多いと思いますが、勉強が難しくなって成績が下がり始めるのは2学期からです。
1学期は様子を見てもいいと思います。
塾へ行かせるにしても、家庭学習は必修です。
中間テストの勉強は2週間〜3週間前から始めたいです。
部活動が休みになる「テスト期間」はテスト5日前くらいからですが、その前からスタートしましょう。
少しずつでも早めに始めて、「間に合わなかった」ということのないようにします。
数学の勉強法
最初のテストは「正負の数」の計算がメインになります。
+−の意味や計算ですね。
カンタンな単元なので理解はできると思いますが、分数や小数の計算でのつまずきに注意です。
小学校の分数の通分や小数の掛け算・割り算が苦手だった子は、市販されているくもんのドリルなどを使って復習をしておきましょう。
学校のワークやプリントを一通りやって、間違えた問題は間違い直しノートに解きなおします。
間違え直しをきちんとやる子は、成績が安定します。
さらに詳しい数学のテスト勉強法はこちら
英語の勉強法
単語の意味・スペルを覚えていきましょう。
最初のあいさつ文、Nice to meet you. などは丸暗記です。
教科書本文を何度も音読するのは言語学習の鉄則ですが、とくに中1の教科書は暗記・暗唱するのがベストです。
慣れるまで暗唱も難しく感じるかもしれませんが、何度も挑戦すれば必ずできるようになります。
暗唱の良さは、英語の語順やリズムが身につくことのほかに、英語に自信が持てるようになることです。
さらに詳しい英語のテスト勉強法はこちら
国語
英語と同じく、教科書の音読が基本です。
教科書を読みもしないでテストを受けてしまう子がいて驚きます。
学校の授業ノートを見直しながら、テスト範囲を通読しましょう。
漢字専用のワークがありますから、後回しにしないようにコツコツと。
ワークで問題を解きながら、本文中の正解を探す練習をしてください。
ア〜エの中から選ぶ記号問題でも、「なぜそうなるか?」を本文中から探して選ぶようにします。
答え合わせの時に解説をよく読んで、答えの根拠をおさえましょう。
さらに詳しい国語のテスト勉強法はこちら
理科・社会
1年生の最初の理科は植物、社会は地理分野だろうと思います。
暗記中心の分野なので、ワークを何度も繰り返して覚えていきましょう。
ワークは3回反復すればだいたいできるようになります。
用語は意味が分からないと覚えにくいので、必要ならば用語集や参考書も購入しておきます。
最近は記述式問題(理由などを文章で答えさせる問題)も多く出ます。
ワークに出てきた記述問題は、自分の言葉で書けるようにしておきたいです。
1日の勉強時間は?
テスト前は部活動もお休みになるので、平日3時間、土日6時間は頑張りたいですね。
小学生では6時間も勉強をしたことがないと思いますが、午前2時間、昼2時間、夜2時間なら大変ではありません。
中学2年生なら土日8時間、受験生は10時間を目標にします。
1年生のうちに長時間勉強をする「勉強体力」をつけていきたいです。
お父さん、お母さんはお子さんが集中できる環境を用意してあげてください。