テストの過去問はやったほうがいい?

テスト用紙

 

中学校のテストの過去問について。

 

インターネットでテストの過去問が見られます。

 

過去問で練習することはとても大切なことです。

 

傾向と対策として学習の効果もあるでしょう。

 

しかし、塾やネットで販売されている過去問については賛成しません。

 

塾やネットでのテスト過去問に賛成しない理由をお伝えします。

 

 

塾で配られた過去問で良い点数が取れる?

 

学習塾で、先生が生徒からテストを集めて
「過去問」としてどんどんやらせている塾があります。

 

塾の生徒たちは過去問を丸暗記して学校のテストを受けているそうです。

 

たまたま過去問と同じ問題がたくさん出て、
高い点数を取る子もいるそうです。

 

まれに去年とまったく同じテストで、
100点を取ってしまう子もいるとか・・。

 

去年と同じテストということは、
学校の先生が手抜きしているだけです。

 

そんな方法で100点をとって、生徒や先生は嬉しいのでしょうか?

 

あるいは倫理的に問題ないのでしょうか?

 

それで100点を取っても、子どもの努力で取った点数ではありません。

 

中学校の過去問をコピーして解くのはダメ

 

勉強が難しくなるのは中1の2学期からです。

 

多くの子は自宅学習の方法を工夫したり、
塾へ通うことも考えるでしょう。

 

今は中学生もスマホを持っている子も多いので、
インターネットでテストの過去問を探す子もいます。

 

実際に怪しげなCDなどで過去問が売られています。

 

しかし、ネットの学校のテスト過去問はやめておきましょうです。

 

理由は2つあります。

 

1、中学校のテストは著作権があるから

 

ネット上で中間テストや期末テストのコピーが出回っています。

 

しかし、本来は学校のものであるテストを
許可なくネット上に公開するのはどうでしょうか?

 

現在学校のテストも著作物として扱われています。

 

ですから、コピーして配布される過去問や
ネット上に公開されている過去問は法に触れる可能性が高いです。

 

過去問をコピーして配っている塾も
著作権を侵害しているので罰せられる可能性があると考えてください。

 

2、まったく同じ問題は出ないから

 

テストの過去問を探しても意味がない理由がもう一つあります。

 

テストのレベルがが難しくなったことです。

 

中学校のテストや高校入試の問題は難しくなってきています。

 

また、同じテスト範囲でも出る問題が幅広いです。

 

去年と同じ問題は限りなく少ないはずです。

 

もし去年と同じ問題が出たとしたら、
不真面目な先生にあたった証拠です。

 

高校入試の過去問はやろう!

 

では、書店に並んでいる高校入試過去問題は大丈夫でしょうか?

 

大学入試の過去問では「赤本」が有名ですね。

 

これらは出版社が都道府県や大学に許可をもらい
出版しているので大丈夫です。

 

著作権をクリアしているのです。

 

高校入試の過去問は「実力テストの過去問」と考えてください。

 

同じ問題が出るのを期待するのではなく、傾向を知り、実力を磨く手段としてください。

 

入試前の秋・冬にチャレンジするとよいでしょう。

 

高校入試の過去問は3年分をやって
出題傾向に慣れておくことは大切です。

 

努力して実力をつけるしかない

 

手っ取り早く点数だけ取りたいというは、
考え方が安易すぎますし、いつまでたっても実力はつきません。

 

成績の良い子はズルしているわけでも、
魔法を使っているわけでもありません。

 

成績が良い子は間違いなく多くの努力をしています。

 

  • ●●塾に通っているから
  •  

  • △△の家庭教師がいいから
  •  

  • 〇〇ゼミをとっているから

 

このような理由で成績が良いわけでもありません。

 

まして過去問をやっているからではありません。

 

テストの成績は本人が効果がある方法で、

 

しっかり努力をしているかどうかで決まります。

 

やり方がわかれば成績は伸びる!

 

 

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安村知倫(やすむらともみち)

安村知倫

石川県金沢市の進学塾桜ゼミナール塾長。成績が上がる勉強法およびチャイルドコーチングアドバイザー。
アルバイトの家庭教師で担当した生徒の数学が49点から80点に上がった喜びから、進学塾の講師になる。数年後に独立し、指導歴20年の現役進学塾経営者。成績が上がる勉強法を全国の親子に広めて喜んでもらうことをミッション(使命)としている。

 

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著書『子どもを伸ばす親・伸ばさない親の習慣』(明日香出版社)
著書『子どもを伸ばす親はなぜ叱らないのか』(明日香出版社)

 

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