テストのケアレスミスをなくす方法は?
今回のテストは書けたと思ったのに・・・
漢字のミス、計算ミス、問題の読み間違いなど、不注意なミスで×やマイナスがたくさん・・
もったいないですよね?
おそらく見直しを何度もすることは、すでにやっている子が多いと思います。
見直しは当たり前のこととして続けてほしいですが、自分のミスは見直しても気がつかない場合もあるでしょう。
そこで「見直しを何度もする」以外のパターン別のケアレスミス対策を4つ紹介します。
ケアレスミスが多い人は、次回のテストで試してくださいね。
不注意なミスをなくして点数を上げましょう!
1、問題文を読めていない
最初のパターンは問題文を落ち着いて読んでいない場合。
答え方が違っていたり、記号で答えるのを言葉を書いたり。
具体例をあげてみましょう。
この実験で発生する気体を下のア〜エから選んで記号を書きなさい。
誤答 水素 正解 ウ
このとき、ケンジが一番心配したことを書きなさい。
誤答 父が進路に反対する
正解 父が進路に反対すること
このようなケアレスミスをする人は、アンダーラインを引きながら問題を読むとよいでしょう。
アンダーラインを引くことで答え方を確認するためです。
この実験で発生する気体を下のア〜エから選んで記号を書きなさい。
このとき、ケンジが一番心配したことを書きなさい。
テストの時だけでなく、問題集やワークの問題を解くときもアンダーラインを引くことを習慣にしましょう!
2、単純な計算ミス
中学生を指導していて、小さな計算ミスは「もったいないな〜」と思います。
考え方や解き方はあっているのに、正解できていない。
つまらない計算ミスは本人も悔しいですよね?
計算ミスのケアレスを防ぐにはどうしたらいいでしょうか?
途中式を丁寧に書き残す
計算ミスの対策は、暗算をしないで途中計算を丁寧に書き残すことです。
計算でケアレスミスをする子の特徴は、計算が雑だということです。
ノートやテストの空いた小さなところにゴチャゴチャと計算しています。
それより、急がなくていいので丁寧に計算することを心がけてください。
また、消しゴムで消してしまう人がいますね?
筆算などをしたら消さずに残しておいてください。
残しておくことで、あとで見直しができるからです。
数学が得意でない人は、数学の勉強法も参考にしてください。
3、漢字のミス
理科・社会のミスで多いのが、用語の漢字のミスですね。
中学1年・2年の定期テストではひらがなOKですが、高校入試では漢字ミスやひらがなは0点になります。
教科書の用語は漢字できちんと覚えましょう。
テストでの漢字ミスをなくすおススメの方法は、教科書を読みながら漢字用語の練習・確認をしていくことです。
教科書の内容も確認できるので、一石二鳥ですね。
漢字の覚え方のコツはこちらで紹介しているので、参考にしてください。
4、わかっていたのに間違えた
テストでは「分かっていたのに間違えた!」ということもあるでしょう。
それが多い人は、間違え直しノートを工夫しましょう。
自分がケアレスミスをしたところを「吹き出し」で書いておきます。
自分が何をミスしたか自覚することによって、同じミスを繰り返すのを防いでいくのです。
何をミスしたか気が付いたら、他人に説明するように書くのがコツです。
その問題の理解もかなり深まるという効果もあります。
以上、ケアレスミスを防ぐ方法でした。
- ケアレスミスをなくす方法 まとめ
- 問題文にアンダーラインを引きながら解く。
- 計算は暗算せず、丁寧に途中を書き残す。
- 教科書を読みながら、重要用語の練習をする。
- ミスを吹き出しにして間違え直しノートに記す。
ケアレスミスをなくして10点アップを目指しましょう!