中学生の毎日の勉強時間、テスト前の勉強時間は?
中学生の勉強時間についてです。
部活動をやっている子が多いとおもいますが、平均的にはどれくらい勉強しているでしょうか?
毎日の勉強時間とテスト前の勉強時間を紹介します。
中学生はけっこう忙しい
中学生は部活動に入っている子が多く、帰宅したらヘトヘトの場合も少なくありません。
普段は勉強時間を確保するのは難しいかもしれません。
部活動をやっていると、帰宅時間は夕方6時くらいになります。
そこから夕食をとり、休憩してお風呂に入ると8時か9時でしょう。
スマホやゲームをしたいと思いますが、勉強時間をゼロにはしないようにしたいです。
勉強と部活動の両立方法はこちらに書きましたので、参考にしてください。
中学校の宿題は必ずやろう!
必ずやっておくべきなのは
中学校の宿題です。
学校の宿題をやらないと、テストの点数がよくても通知簿の点数が低くなります。
通知簿の点数が低いと高校入試の内申書が低くなるからです。
通知簿や内申書の成績を決める要素は以下の通りです。
- 宿題や提出物
- 授業の積極的な態度
- 定期テストの点数
- 生徒会や校内の役割
- 部活動の成績
- 英検や漢検などの資格
普段の勉強が高校入試にも大きく影響してきます。
※ 都道府県やお住まいの地域により影響の大小は異なります。
もちろん、宿題は学校で学んだことの復習や明日の授業の予習にもなりますね。
学校の宿題は学力アップの基本です。
睡眠は削らない
矛盾(むじゅん)するようですが、睡眠時間を少なくしてまで勉強するのは良くありません。
勉強内容は睡眠中に頭に定着するからです。
また、翌日の授業でボンヤリして集中できないからです。
中学生の年齢で必要な睡眠時間は7〜9時間と言われています。
部活動で疲れて眠いときは、早く寝て、翌朝がんばるようにしましょう。
睡眠時間を削るのは、勉強に良くないと思ってください。
学校で眠くて集中できないと、勉強もはかどりませんね。
授業中に眠くて困っている人はこちらを参考にしてください
毎日の勉強時間は?
普段の家庭学習は中学校の宿題は必ずしましょう。
できれば宿題にプラスして、その日の授業の復習もしておきたいです。
復習といっても簡単なことで大丈夫です。
- 数学: 今日の授業で解いた問題復習
- 英語: 今日の英単語復習・教科書音読
- 理科: 授業ノートの見直し・学校ワークをすすめる
- 社会: 授業ノート見直し・学校ワークをすすめる
- 国語: 教科書音読・ノート見直し
日常の勉強時間の目安は学校の宿題+今日の復習=1時間で十分です。
数学や英語は積み重ねの科目なので毎日コツコツやる必要があります。
理科や社会・国語は土日にまとめて学校のワークをすすめておくといいでしょう。
平均では(塾の時間を入れなければ)30分〜50分くらいだそうです。
テスト前の勉強時間は?
それでは、中間や期末のテスト前はどれくらいの時間勉強すればいいでしょうか?
テスト前で部活動が休みになるなら平日3時間以上、土日は8時間を目標に。
8時間というと長い印象があるかもしれませんが、一日は24時間もあります。
8時間睡眠をとって、8時間勉強しても、あと8時間も余ります。
余った8時間は自由に使えます。
もちろんやテレビやスマホでもOK。
実際に私の塾では、テスト前の土日は6時間勉強します。
もちろん休憩をはさみながらですが、つらいのは最初だけで、慣れれば普通にこなせます。
あとは、8時間やれる環境と意志の問題だけです。
テスト勉強のやり方がこちらにまとめたので参考にしてください。
長時間勉強するコツは?
8時間はの集中勉強には工夫が必要です。
集中を維持する3つの方法を紹介しましょう。
1、得意科目と苦手科目を交互に勉強する
苦手な科目はあまりやる気がしないものです。
得意な科目や好きな科目をやって勢いのついたところで、苦手科目をしましょう。
2、時計を気にせず、ページ数で区切る
8時間を意識すると、時計に目がいきやすいです。
「この科目はココまで」など、ページ数で区切りとしましょう。
3、声を出す。立って読む。
同じ姿勢でいると、身体が疲れてきます。
リフレッシュするためにも、音読する、立つなどの工夫をしましょう。
ちょと環境を変えて、ダイニングで勉強する、図書館に行くなども試してみましょう。
高校受験の勉強時間は?
中学3年生の高校受験のときは、1日どれくらいの時間を勉強すべきでしょうか?
部活動が続いている時期は、勉強と部活動の両立を目標にがんばりましょう。
部活動が終わったら、平日3時間、土日祝日8時間を目標に。
8時間は長く感じるかもしれませんが、午前中3時間+午後2時間+夜3時間で合計8時間です。
休憩を入れながら、勉強リズムを作るようにしてください。
勉強場所を工夫するなどして頑張りましょう。
以上、中学生の勉強時間についてお伝えしました。