テストでは何を目標にすればいいの?目標の決め方
勉強するのに目標があった方が頑張りやすいですよね?
ここでは、テストの目標の決め方や目標を達成できないときの対処法を紹介します。
目標があるからヤル気も出る
中間テストや期末テスト前になっても目標がなく、
ただ何となく「テストだから仕方なく」勉強していませんか?
もしあなたが「成績を上げたいな、でも目標がない」とすれば、もったいないですね。
なぜなら、目標を決めたほうがやる気が出るし、成績も上がりやすくなるから
例えば、富士山に登った人は「富士山に登る!」と決めたから登れたんです。
400点を取れた人は「400点取る!」と決めたから取れたんです。
何でもそうですが、それを達成した人は「そうする!」と決めた人です。
だからあなたも「そうなる!」というものを決めたほうが実現しやすくなります。
また、目標はいつも決めているけど実現できていない人は、目標の決め方があまり上手ではないのかもしれません。
目標達成できずに落ち込んでしまう人も参考にしてください。
テストの目標を立てる4つのコツ
3つのコツを紹介しますので、次のテスト前にやってみてください。
3つ全部でなくても大丈夫です。
少し頑張れば手が届きそうな目標にする
1つめは、現状より少し上の目標にするということ。
300点くらいだったら、330点にするとか。
クラスで真ん中くらいなら12番以内とか。
山に登ったことがないのに、最初から目標が富士山だと無謀ですよね?
体力も経験もないので途中で挫折する可能性が高いです。
同じように今が300点くらいで450点を目指すのは、かなり困難。
少し手を伸ばせば届くかも!というぐらいの所にしましょう。
まずは330点を達成して、その自信を持って380→400とステップアップしましょう。
目標達成の期限を決める
目標が決まったら、期限を決めるほうが実現しやすくなります。
学校の宿題も、○日までと期限があるからやるんですね。
人間の心って弱いから、期限がないと「明日に・来月に・来年」と、目標をどんどん先延ばしにしてしまいます。
結果、「まあ、いいか。次は必ず頑張るから」の繰り返し。
テスト目標ならば、「今年中に」などではなく、「次のテストで」にしましょう。
目標は数値で具体的にする
最後のコツは、目標を具体的にするということ。
「数学頑張る!」「成績を上げる!」「文章題をできるように!」では、基準がはっきりしないので、目標を達成したのかどうかあいまいになってしまいます。
達成するには、具体的な数値を入れるのが効果的です。
「数学75点!」「ケアレスミスゼロ!」「社会ワーク3回反復」など、
数値を入れるとクリアしたかどうかが明確に分かります。
さらに、結果が出たら「あと3点足りなかった。次はこうしよう」と次のテストへの新しい目標も立てやすくなります。
さて、目標が決まったらテスト勉強の計画を立ててみましょう。
勉強計画の立て方はこちらに書きましたので参考にしてください。
最低目標も設定しておく
テストの目標が達成できなかったとき、「ぼくは頭が悪い」「もうダメだ〜」と落ち込む子がいます。
まるで、100点じゃなければ0点の自己評価です。
目標達成できなかったのは悲しいですが、そこまで落ち込まなくていいですね。
そこで最高目標と一緒に最低目標も決めておきましょう。
最低目標とはこれくらいの点数は必ず取りたいという目標です。
これが取れなきゃプライドが許さない!という目標です。
最高目標から50点引いた点数がいいでしょう。
次回から最低目標もいっしょに決めておくことをおススメします。
そのほか目標の立て方アドバイス
ここでは数値目標が実現しやすいと書きましたが、ほかにクラスのライバルを目標に「○○に絶対勝つ!」などもOKです。
ただ、目標と言うのは「自分自身へのハードル」ですから、結局は自分との戦いになります。
勉強めんどうくさいな、パソコンしたいな、遊びたいな・・・
楽しいことなどいろいろな誘惑があると思います。
もう1人の弱い自分に負けずに頑張りましょう。
ご褒美(ほうび)を用意しておく
目標を決めたら、達成したのきのご褒美がほしいですね。
自分で用意できるものでもいいし、家族の人にお願いしてもいいでしょう。
高校合格は別にして、あまり高額なものは遠慮したほうがいいですね。
ご褒美の例
- 好きなケーキを食べる
- 読みたい本やマンガを買ってもらう
- 観たい映画に連れて行ってもらう
- 日曜日に無制限でゲームを1日する
自分でご褒美を決めてモチベーションを上げましょう。
達成できたら「次もがんばろう!」とやる気も出ますね。